特許
J-GLOBAL ID:200903056905324897

障害識別方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282433
公開番号(公開出願番号):特開平5-120048
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】データ通信バスに複数のスレーブプロセッサが接続され、制御バスにマスタプロセッサ及びこの複数のスレーブプロセッサが接続されているマルチプロセッサシステムで、障害発生時、データ通信バスの障害かスレーブプロセッサの障害かを明確に限定する。【構成】第1及び第2のスレーブプロセッサ同士が通信中に通信が不可能になった場合、スレーブプロセッサの異常プロセッサ通知部7nが相手プロセッサの異常をマスタプロセッサ10に通知する。スレーブ間ヘルスチェック指示処理部50が、正常な任意の第3のスレーブプロセッサを選び、この第3のスレーブプロセッサのスレーブ間ヘレスチェック処理部に対し通知してきたスレーブプロセッサ及び通知されたスレープロセッサとヘルスチェックを行うよう指示する。スレーブ間ヘルスチェック結果判定処理部60は、この結果を受信し、双方のヘルスチェックが失敗した時はデータ通信バスの障害と認識し、第1及び第2のスレーブプロセッサのいずれかのヘレスチェックが出来た時はヘルスチェックを失敗した方を障害と認識する。
請求項(抜粋):
異常プロセッサ通知機能を有する複数のスレーブプロセッサがデータ通信バスに接続され、マスタプロセッサ及び前記複数のスレーブプロセッサが制御バスに接続され、これらプロセッサ間で通信を行うマルチプロセッサシステムにおいて、前記マスタプロセッサに、スレーブ間ヘルスチェック指示処理とスレーブ間ヘルスチェック結果判定処理とを有し、前記複数のスレーブプロセッサそれぞれにスレーブ間ヘルスチェック処理を有し、第1及び第2の前記スレーブプロセッサ同士が通信中に何らかの障害で通信が不可能になった場合、前記スレーブプロセッサの異常プロセッサ通知機能が相手プロセッサの異常を前記マスタプロセッサに通知し、前記マスタプロセッサのスレーブ間ヘルスチェック指示処理が、正常な任意の第3のスレーブプロセッサを選び、この選択されたスレーブプロセッサのスレーブ間ヘルスチェック処理に対し、通知してきたスレーブプロセッサと通知されたスレーブプロセッサ各々とヘルスチェックを行う様に指示を出し、前記マスタプロセッサのスレーブ間ヘルスチェック結果判定処理は、このチェック結果を受けとり、双方のヘルスチェックが失敗した時はデータ通信バスの障害と認識し、前記第1及び第2のスレーブプロセッサのどちらかとヘルスチェックが出来た時はヘルスチェックを失敗した方のスレーブプロセッサを障害と認識することを特徴とする障害識別方式。
IPC (4件):
G06F 11/16 310 ,  G06F 11/16 ,  G06F 15/16 470 ,  H04L 12/40

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