特許
J-GLOBAL ID:200903056911085039

偽造防止処理を施した感熱紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 績
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-377217
公開番号(公開出願番号):特開2001-180125
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】有価証券等の偽造防止のために、基材自体に特殊なすかしを入れたり、特殊印刷によって隠し文字等を印刷する方式があり、多くは熱転写プリンターで印刷することが多いが、装置が大型となるため、サーマルプリンターを使用する方法もなされているが、現在使用されているサールマルプリンターでは、その基材の構成によって、そのヘッドが磨耗し易く、スティッキングが生じて連続印字を困難としていた。【解決手段】基材たるロール紙の上に感熱発色層、その上に保護層を設け、可視光領域ではよく反射し、赤外光領域ではよく吸収する色素を含有するインキを用いて印刷しうる偽造防止印刷層を付し、さらに最上層として紫外線硬化型樹脂層を設ける構造とすることによって、サーマルプリンターのヘッドを汚染することなく、かつスティッキングを防止しうる感光性、耐光性、耐熱性に優れた感熱紙を構成することができた。
請求項(抜粋):
基材1の上に感熱発色層2を設け、該感熱発色層の上に水溶性高分子及び/又は合成樹脂エマルジョンを主成分とする保護層3を付し、該保護層の上に可視光領域の波長では反射を示し、かつ赤外光領域の波長では吸収を示すインキを用いて図柄を印刷しうる偽造防止印刷層4を作成した後、紫外線硬化型樹脂層5を設けることを特徴とする偽造防止処理を施した感熱紙。
IPC (5件):
B41M 5/26 ,  B41M 3/14 ,  B42D 15/10 531 ,  G06K 19/10 ,  G07D 7/12
FI (5件):
B41M 3/14 ,  B42D 15/10 531 B ,  G07D 7/12 ,  B41M 5/18 E ,  G06K 19/00 R
引用特許:
審査官引用 (5件)
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