特許
J-GLOBAL ID:200903056914961751
通信制御方法、プログラム及び通信装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
黒田 泰
, 竹腰 昇
, 井上 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-224274
公開番号(公開出願番号):特開2009-060245
出願日: 2007年08月30日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】IPsec通信において、送信先の装置とのSAが確立されていない場合に、このSAが確立されるまでの間に生じるIPsec処理の「待ち」による不都合を解消すること。【解決手段】IPsec通信を行う通信装置20では、IPパケットを格納する保留バッファ310を備え、AH/ESPモジュール部230が、送信先の通信装置20とのSAが確立されているIPパケットを、当該SAデータに従ってIPsec処理して送信し、AH/ESPタスク部240が、送信先の通信装置20とのSAが確立されていないIPパケットを保留バッファ310に格納するとともに、IKEタスク部250に当該SAを確立させるためのIKE処理を行わせ、AH/ESPタスク部240が、IKEタスク部250のIKE処理によって確立されたSAに該当するIPパケットを保留バッファ310から取り出し、当該SAデータに従ってIPsec処理して送信する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
通信装置が他の通信装置とIPsec通信を行う際の通信制御方法であって、
IPパケットを受け付け、当該IPパケットの送信先に指定された他の通信装置のSAデータが、確立済のSAに関するSAデータが登録されたSAデータベースに現時点において登録されているかを判定し、未登録の場合には当該IPパケットを保留バッファに格納し、登録済の場合には当該IPパケットを登録済のSAデータに従ってIPsec処理してIPsecパケットを生成し、送信先の他の通信装置に送信する第1の処理と、
前記保留バッファに格納されているIPパケットの送信先に指定された他の通信装置とのSAを確立するIKE処理を実行し、確立したSAのSAデータを前記SAデータベースに新たに登録する第2の処理と、
前記SAデータベースに新たに登録され、新たなSAの確立がなされた他の通信装置を送信先とするIPパケットを前記保留バッファから検索し、当該SAデータに従ってIPsec処理してIPsecパケットを生成し、当該送信先の他の通信装置に送信して、前記保留バッファから当該IPパケットを削除する第3の処理と、
をそれぞれ独立して実行する通信制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
5K030GA01
, 5K030GA15
, 5K030HA08
, 5K030HD03
, 5K030KA02
, 5K030LE01
引用特許:
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