特許
J-GLOBAL ID:200903056916364602
改良オクルーザルスプリント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安富 康男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-520629
公開番号(公開出願番号):特表2006-528495
出願日: 2004年06月09日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】本発明は、スプリント(2)を装着した患者の口腔内における後方の歯(44)間の垂直方向の間隔を維持するための接触部(8)を備えたスプリント(2)の改良された様式に関する。【解決手段】スプリント(2)は、スプリントが装着された前歯(40)に反対側の前歯(42)が接触するための接触部(8)を備えており、接触部(8)に対する反対側の前歯(40,42)の移動により、後方の歯(42)間の間隔が維持される。接触部(8)は、中央(10)又は中間区画を備えており、それに対し前方部分(20)は傾いている。スプリントは、中央又は中間の部分(10)に対し傾いていて、永続的又は長期的に顎の位置が変化するの防止するために顎又は歯の位置を安定させるための第三番目の部分(30)を任意に備えている。
請求項(抜粋):
ブラキシズム患者の歯のグラインディング及び/又はクレンチングの結果生ずるブラキシズムの力の強さを抑制するオクルーザルスプリントであって、
前記スプリントは、ブラキシズム患者の口腔内の予め定めた位置にスプリントを設置するため、患者の一方の顎側にある前歯少なくとも数本にスプリントを固定する保持手段を備えた本体部を含み、
本体部は、患者の逆側の顎にある前歯の少なくとも1本と面するように配置された接触部を備えていて、第一の顎側にある前記前歯の反対側には第二の顎側にある前歯が位置しており、
接触部は、スプリント使用の際、歯が通常の習慣的な咬合位にある場合に、第二の顎側にある反対側の前歯を支える第一番目の部分又は区画と、顎のクレンチング時、第二の顎側にある反対側の前歯の動きを誘導するための、第一番目の区画に隣接した第二番目の区画を少なくとも含み、その結果、歯が通常の習慣的な咬合位にある場合、第二の顎側にある反対側の前歯の少なくとも1本が接触部と接触し、第二の顎側にある後方に位置する歯の少なくとも1本と、第一の顎側にある後方に位置する歯の少なくとも数本との間隔を開いたままの状態で少なくとも保持し、顎のクレンチング時、第二の顎側にある反対側の前歯の少なくとも1本が、接触部の第二番目の区画に沿って、又は、この区画に対して動くことにより、通常の習慣的な咬合位から誘導され、両顎の奥歯間の間隔を少なくとも保持し、それにより、上下の奥歯が互いに接触するのを防ぎ、ブラキシズムの力の強さを抑制することを特徴とするオクルーザルスプリント。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
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