特許
J-GLOBAL ID:200903056919294540

電力ケーブル線路の絶縁診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305558
公開番号(公開出願番号):特開平9-145767
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】複数のケーブルが接続されてなる電力ケーブル線路の各区間のケーブルを他のケーブルから分離しないでも精度よく、かつ絶縁診断終了後の復旧作業を必要としない長大ケーブル線路の絶縁診断を実現する。【解決手段】複数のケーブルの各遮蔽層からの接地線にそれぞれ開閉器を挿入すると共に、各遮蔽層と各開閉器の間の各接地線に共通の測定用絶縁電線を接続する。この測定用絶縁電線に直例に漏れ電流測定器を接続する。こうして、ケーブルの高圧導体、絶縁層、遮蔽層、および前記接地線、測定用絶縁電線で構成される回路の開閉器を開放した状態でケーブル線路に課電し、前記測定器でケーブルの漏れ電流を測定する。
請求項(抜粋):
高圧導体、絶縁層、および接地された遮蔽層を有する複数のケーブルが、縦続接続されて成る電力ケーブル線路の絶縁劣化を診断する方法において、前記複数のケーブルの各遮蔽層からの接地線にそれぞれ開閉器を挿入し、前記接地線の前記遮蔽層と前記開閉器の間の接続点の各々に、共通の測定用絶縁電線を接続し、この測定用絶縁電線に直列に、漏れ電流を測定するための測定器を接続し、前記高圧導体、前記絶縁層、前記遮蔽層、前記接地線、前記測定用絶縁電線および前記測定器により、前記ケーブルに課電するための電源とともに閉回路を形成し、前記開閉器を開放した状態で前記ケーブル線路に課電し、前記測定器で漏れ電流を測定することを特徴とする、電力ケーブル線路の絶縁診断方法。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 27/18
FI (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 27/18

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