特許
J-GLOBAL ID:200903056920838910

デッキプレート工法による天井面の吊り治具と敷設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-108138
公開番号(公開出願番号):特開2000-302371
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 表面が波形鋼板よりなるデッキプレート上にコンクリートが敷設された天井に吊り具を装着し、機器や素材の吊り上げ、引き寄せ等のためにワイヤや吊上げ装置を取り付ける吊り治具とされる装置と、その敷設方法の提供。【解決手段】 あらかじめ天井に敷設されて装着用の1つのメネジ13を天井面に開口するインサートコネクタ10と、装着ボルトを備えて、その軸線上の1点の回りに回動自在に支持された吊り環35を有する吊り具30と、支点の回りに回動する吊り環35と波形の天井70との干渉を避ける敷設機構40と、によって構成される。
請求項(抜粋):
山部と谷部とが台形波状に曲折された鋼板よりなるデッキプレートの上面にコンクリートを敷設して天井70が形成され、その天井70の下面に設けられて、機器や素材の吊り上げ、引き寄せ等のためにワイヤまたは吊上げ装置が係脱自在に止着される吊り治具において、前記デッキプレートの台形波の山部に穿設された開口75と、その開口75に整合して下端面が位置し、その軸線を重力方向に保ち、前記コンクリート内に棒鋼からなる埋設金具11が埋設され、その埋設金具の軸線上にメネジ13が設けられ、そのメネジ13の下端開口が少なくとも前記開口75から露出されたインサートコネクタ10と、中心にボルト穴38を有し、装着ボルト32を介して前記インサートコネクタ10のメネジ13に螺着固定される接続台41Aおよび、その接続台41Aの下端にその軸線の回りに回動自在に軸支された可動ハウジング34からなる吊り具本体30aと、前記可動ハウジング34に上端が取付られて前記軸線の回りに回動自在に配置され、その上端部の回転軌跡の外周直径が前記台形波の山部の稜線幅より大に形成された吊り環35と、を具備し、前記吊り環の回転に伴い、その上端部がデッキプレートの波形外面に接触しないように、前記接続台41Aの軸方向長さを充分長くしたことを特徴とするデッキプレート工法による天井面の吊り治具。
Fターム (4件):
3F004EA06 ,  3F004EA11 ,  3F004EA40 ,  3F004LA06

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