特許
J-GLOBAL ID:200903056927830079

切削インサ-ト及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-032752
公開番号(公開出願番号):特開2000-225506
出願日: 2000年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 鋼を高い切削速度で旋削するのに適した被覆切削インサート。【解決手段】 超硬合金は、WC、2〜10質量%のCo、及び4〜12質量%の、周期律表のIVa,Va又はVIa 族金属、好ましくはTi,Ta 及びNbの立方晶炭化物からなる。Co結合相は、0.75〜0.90のCW比を有するように、Wが高濃度に合金化されている。インサートは、厚み20μm 未満の結合相に富みかつ本質的に立方晶炭化物を含まない表面領域Aを有し、切れ刃からインサートの中心に向かう、本質的に切れ刃を2分する線Cに沿って、結合相含有量は、バルクの組成に達するまで本質的に単調に増加する。切れ刃での体積%における結合相含有量は、バルクの結合相含有量の0.65〜0.75倍であり、結合相の減少の深さは、100 〜300 μm 、好ましくは150 〜250 μm である。インサートを、3〜12μm の柱状TiCN層と、その後に2〜12μm の厚みのAl2O3 層で被覆する。
請求項(抜粋):
超硬合金本体及び被膜を含む、鋼の機械加工用の切削インサートにおいて、前記超硬合金本体が、WC、2〜10質量%のCo、及び4〜12質量%の、周期律表のIVa,Va又はVIa 族金属の立方晶炭化物、好ましくは1質量%を超えるTi,Ta 及びNbの各々の立方晶炭化物、及び周期律表のIVa 及びVa族元素の質量の0.9 〜1.7 %、好ましくは約1.3 〜1.4 %の量で添加された窒素からなり、Co結合相が、0.75〜0.90のCW比を有するように、Wが高濃度に合金化されているものであって、前記超硬合金本体が、厚み20μm 未満の、結合相に富み、かつ本質的に立方晶炭化物を含まない表面領域Aを有するものであって、前記超硬合金本体が、切れ刃から前記インサートの中心に向かう、本質的に前記切れ刃を2分する線Cに沿って、体積%においてバルクの結合相含有量の0.65〜0.75倍、好ましくは約0.7 倍である切れ刃での結合相含有量から、前記バルクの組成に達するまで、本質的に単調に増加する結合相含有量を有し、それにより、結合相の減少の深さが、100 〜300 μm 、好ましくは150 〜250 μm であって、前記被膜が、3〜12μm の柱状TiCN層と、その上に2〜12μm の厚みのAl2O3層とからなる被膜を含むことを特徴とする切削インサート。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  B22F 7/00
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  B23B 27/14 B ,  B22F 7/00 G

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