特許
J-GLOBAL ID:200903056934298854

空気調和機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308089
公開番号(公開出願番号):特開平6-137635
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 空気調和機のファジィ制御において消費電力の効率悪化を抑え、かつ快適性の向上を図る。【構成】 この空気調和機は、ファジィ制御に用いるメンバシップ関数として、室温の安定性、室内温度の急激な変化に対する応答性の両方に対して中間的な特性を示すメンバシップ関数(A)の他に、設定温度に対して室温が多少高く、あるいは低くとも同室温と設定温度との温度差を零(ゼロ)とみなし、前記圧縮機が運転オフになりにくくしたメンバシップ関数(B)を1つ設けたメンバシップ関数部4と、圧縮機2の運転オフの回数を所定時間毎に検出するとともに、この検出回数が所定値を越えている場合、同圧縮機のオン、オフが頻繁に行われている状態であると判定する圧縮機運転状態判定部5とを有する制御装置6を備え、上記圧縮機2のオン、オフが頻繁である場合上記メンバシップ関数に切り替える。
請求項(抜粋):
少なくとも室内温度および設定温度に基づいて室内ファン、室外ファンおよび冷凍サイクルを構成する圧縮機を制御し、室内に冷風あるいは温風を吹き出して同室内の温度を制御する際、前記検出室内温度と設定温度との温度差を入力1とし、前記室内温度の変化量を入力2とし、これら入力1および入力2に基づいて予め設定されている制御ルールおよびメンバシップ関数を用いてファジィ演算し、該ファジィ演算結果によって前記圧縮機の運転周波数の切り替え量を制御する空気調和機の制御方法であって、前記メンバシップ関数の他に少なくとも前記設定温度に対して室温が多少高く、あるいは低くとも同室温と設定温度との温度差を零(ゼロ)とみなし、前記圧縮機が運転オフになりにくくした1つのメンバシップ関数(B)と、前記圧縮機の運転オフ回数を所定時間毎に検出し、該検出運転オフ回数により同圧縮機の運転状態を判定する圧縮機運転判定手段とを有し、前記圧縮機のオフ回数が所定回数を越えたときは前記メンバシップ関数(B)に切り替え、該切り替えられたメンバシップ関数を用いてファジィ演算するようにしたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  F24F 11/02 102

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