特許
J-GLOBAL ID:200903056935640564

冷却水系のオートサイクル制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 昭彦 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-580812
公開番号(公開出願番号):特表2003-532049
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】本発明は、a)調整した比率の不活性トレーサーおよび標識処理ポリマーを有する冷却水系(1)に処理製品(21)を添加する工程と、b)蛍光光度計(6、4)を準備する工程と、c)上記不活性トレーサーと標識処理ポリマーとの蛍光シグナルを測定するために、上記蛍光光度計(6、4)を用いる工程とを有する冷却水系(+)を制御する方法。ここで、工程c)は、a)上記標識処理ポリマーの上記系中に存在する量を決定するために、これらのシグナルを用いる工程と、b)上記標識処理ポリマーの消費量を決定するために、上記標識処理ポリマーの残存する量と、標識処理ポリマー(9)の本系への仕込み量とを比較する工程と、c)上記冷却水系(10、8)の濃縮サイクルを制御するために、上記標識処理ポリマーの上記消費量を利用する工程とを有することを特徴とする冷却水系制御のためのオートサイクル法を提供する。
請求項(抜粋):
a)調整した比率の不活性トレーサーおよび標識処理ポリマーを有する処理製品を冷却水系に添加する工程と、b)多数の蛍光光度計を準備する工程と、c)前記不活性トレーサーの蛍光シグナルと冷却水系中の水の前記標識処理ポリマーの蛍光シグナルとを測定するために、前記多数の蛍光光度計を用いる工程と、d)前記標識処理ポリマーの前記冷却水系中に存在する量を決定するために、工程c)で測定された蛍光シグナルを用いる工程と、e)前記標識処理ポリマーの消費量を決定するために、前記標識処理ポリマーの残存する量と、前記標識処理ポリマーの本系への仕込み量とを比較する工程と、f)i)補給水の冷却水系への流量と、 ii)不活性トレーサーおよび標識処理ポリマーを有する処理製品の流量と、 iii)冷却水系からのブローダウン(blowdown)流量の頻度および量と、 iv)冷却塔を流れる水の全流量と、 v)冷却塔中の水の全体積と、 vi)補給水の組成と、をパラメーターとして、そのうちの一部あるいは全てのパラメーターを、α)標識処理製品の必須の量を伴う冷却水系を供給するために、不活性トレーサーと標識処理ポリマーとを有する処理製品の最少流量が十分であり、 β)合計流量によって制御を行う時に、流量がバランスを保っているという条件付で、前記標識処理ポリマーの消費量と結合させて制御を行うという条件付で、前記冷却水系の濃縮サイクルを制御するために、前記標識処理ポリマーの前記消費量を利用する工程とを有することを特徴とする冷却水系制御のためのオートサイクル法。
IPC (5件):
F28G 13/00 ,  C02F 5/00 610 ,  C02F 5/00 620 ,  C02F 5/00 ,  C02F 5/10 620
FI (5件):
F28G 13/00 A ,  C02F 5/00 610 G ,  C02F 5/00 620 B ,  C02F 5/00 620 D ,  C02F 5/10 620 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-326978
  • 特開平2-115697

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