特許
J-GLOBAL ID:200903056947739930

化学プロセス最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204500
公開番号(公開出願番号):特開平6-182192
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 最小限のエネルギーコストで全製造物需要を満足する製造物製造のための最適製造スケジュールを提供すること。【構成】 空気分離プラントのような製造現場から2つまたはそれ以上の製造物を、それぞれの製造物についての所与の需要を満足するよう製造するための方法にして、その解が所与の時間区間にわたり最小限のエネルギーコストで全製造物需要を満足するよう製造物を製造する最適製造スケジュールを提供するところの混合整数線形計画モデルから製造物の製造が決定され得るようエネルギー消費と製造物の製造とが相関付けられる。
請求項(抜粋):
固定された時間区間内で製造物ごとの所与の製造物需要を満足するように製造現場から少くとも2つの当該製造物を製造するための方法であって、かかる需要を満足するのに必要とされる製造物製造割合がエネルギー消費と相関付けられそして所定の製造スケジュールに従って変化され、コスト構造に依存するかかるエネルギーのコストが複数のコストレベルを有しそしてエネルギーコストレベル数に対応するよう前記所定の製造スケジュールが組織化される場合、当該製造現場で消費される電気エネルギーコストを最小化する前記製造方法において、かかる製造物の製造休止を含め前記製造現場からの前記製造物のそれぞれの製造割合と前記時間区間にわたるそれぞれの前記製造物の製造で消費されるエネルギー量との間の線形関係または凸関係を画定する関数関係として製造現場の動作特性を特徴付ける前記製造現場のためにプロセスモデルを定式化し、前記製造物の製造における限界および境界を決定する製造現場動作特性におけるプロセス制約条件を識別し、当該プロセス制約条件を破棄することなくプロセスモデルを満足する動作点を選択し、前記動作点の選択をプロセスの可能動作空間を識別する離散動作点マトリックスに限定し、それぞれの分数が0から1まで(両端含む)の数値を表わす場合、離散動作点マトリックス動作点の分数の凸組合せとして動作空間内のいずれの可能動作点をも計算し、定められる動作空間内のすべての可能動作点について前記製造物の製造のためのエネルギーコストを最小化する目的関数を確立し、その解が前記固定時間区間内でいずれの所与のプロセス出力レベルについても前記製造物製造に必要とされるエネルギー使用の最小割合を決定するところの第1の線形計画モデルを前記目的関数に基づき定式化し、当該線形計画モデルを解くことからなる製造方法。
IPC (4件):
B01J 19/00 ,  F25J 3/04 ,  G05B 13/02 ,  G05B 13/04

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