特許

J-GLOBAL ID：200903056948049598

無酸素銅の熱処理方法

発明者： 永井 康睦 ,  酒井 修二
出願人/特許権者： 日立電線株式会社
代理人 (1件)： 平田 忠雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-308827
公開番号（公開出願番号）：特開平10-147850
出願日： 1996年11月20日
公開日（公表日）： 1998年06月02日
要約：

【要約】【課題】 高温加熱により増大した残留抵抗を低下させ、熱伝導性及び電気伝導性を向上できるようにする。【解決手段】 酸素濃度が10ppm以下の無酸素銅を700°C以上で一旦加熱し、この加熱後の無酸素銅を600°Cを中心にした所定範囲内の温度により10分以上の再加熱を実施する。この様に所定の範囲内の温度で再加熱を行うことより、再加熱温度における固溶限を越えた分の不純物は速やかに析出し、固溶量が減少する結果、残留抵抗が回復し、これに伴って熱伝導性及び電気伝導性が向上する。

請求項（抜粋）：

酸素濃度が10ppm以下の無酸素銅を700°C以上で加熱し、前記加熱後の無酸素銅を600°Cを中心にした所定範囲内の温度で再加熱して比抵抗を回復させることを特徴とする無酸素銅の熱処理方法。

IPC (7件)：

C22F 1/08 ZAA ,  H01B 13/00 561 ,  C22F 1/00 650 ,  C22F 1/00 661 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00

FI (7件)：

C22F 1/08 ZAA B ,  H01B 13/00 561 D ,  C22F 1/00 650 B ,  C22F 1/00 661 A ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平2-122037