特許
J-GLOBAL ID:200903056951936384

線形代数符号のキー式の解を求めるためのプログラム可能な逐次形キー式求解回路及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155479
公開番号(公開出願番号):特開平6-104773
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 回路規模を小型化でき高速で動作する、線形代数符号の復号化の過程においてキー式の解を求めるための回路及び方法を提供する。【構成】 線形代数符号の誤り訂正復号化過程におけるキー式の解を求めるアルゴリズムを実行するため、シンドローム発生回路からシンドロームS(x)がキー式求解回路14のデータ回路20に供給されると、破壊されたデータに処理を施して演算論理装置(ALU)22に供給する。ALUは、乗算器を一つだけ備えて演算を実行し、kを2≦k≦6、tを訂正可能な誤り記号の数として待ち時間を3t2 +ktとすることができるアルゴリズムを実行する。ALUの変数出力e^によりシーケンサ手段24は、種種の制御信号を算出し制御手段26を介してデータ回路とALUを駆動し、データ回路は誤り位置多項式v(x)、誤り評価多項式q(x)を出力する。データ回路はプログラム可能可変長シフトレジスタを有してt値を予め設定でき、ハードウェアを変更することなく誤り訂正能力を設定でき、ALUが乗算器を1つだけ有しているので小型化できる。
請求項(抜粋):
線形代数符号の復号化のためにキー式の解を求める逐次形のアルゴリズムを実行する回路であって、ガロア体の元を成す複数の記号で表わされたバイナリ・データの、ノイズによって破壊されたストリングに対応したディジタル電気信号の中の誤りを訂正処理する回路において、破壊されたバイナリ・データに処理を施すための複数の可変長シフトレジスタ及び複数のマルチプレクサを含んでいるデータ回路と、複数の有限状態機械を含み、前記複数のシフトレジスタ及び前記複数のマルチプレクサを制御する複数の制御信号を算出するための複数の状態を、前記記号に基づいて生成するシーケンサ手段と、単一の乗算器と、逆変換リード・オンリ・メモリ(ROM)と、アルゴリズム実行手段とを含んでいる演算論理装置であって、該アルゴリズム実行手段が、前記シーケンサ手段と、前記データ回路と、前記記号とによって制御されて演算処理を実行することにより、kを2≦k≦6とし、tを訂正可能な誤り記号の個数とするとき、待ち時間が3t2 +ktとなるアルゴリズムを実行するようにしたアルゴリズム実行手段である、演算論理装置と、を備えたことを特徴とする回路。
IPC (2件):
H03M 13/00 ,  G06F 11/10 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-273018
  • 特開平3-010422

前のページに戻る