特許
J-GLOBAL ID:200903056956245843

不織布複合シートの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083167
公開番号(公開出願番号):特開平6-299452
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 地合いが均一で、表面性に優れ、微細な汚れを効率よく落とすことが可能で、使用時にパルプの脱落が少ない不織布複合シートの製造方法を提供する。【構成】 ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂を細孔を通じて吐出し、高温、高速ガスで繊度が1.5デニール以下の微細繊維化し、これをシート状に捕集して坪量が3〜80g/m2のメルトブローシートを用意する。前記シートの表面に、木材パルプを抄紙して得られる坪量10〜100g/m2の紙シートを積層し、積層体とする。必要に応じて、この紙シートの上に更に別のメルトブローシートを積層する。メルトブローシートの総坪量と紙シートの坪量の重量比は、メルトブローシート/紙シート=1/0.25〜33である。2層積層体の場合には、紙シート表面からメルトブローシート側に向けて、3層積層体の場合には、積層体の片面或いは両面から高圧水柱流による処理を施して、メルトブローシートの微細繊維と紙シートのパルプ繊維とが絡合して一体化した不織布複合シートを得る。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を細孔を通じて吐出し、高温、高速ガスで微細繊維化し、これをシート状に捕集して作製したメルトブローシートの表面に、木材パルプを湿式抄紙して得られる紙シートを積層後、該紙シートの表面から該微細繊維シート側に向けて高圧水柱流を施すことにより、該紙シートを構成するパルプ繊維と該熱可塑性微細繊維とを絡合させることを特徴とする不織布複合シートの製造方法。
IPC (6件):
D04H 1/46 ,  A47L 13/16 ,  B32B 27/10 ,  D01D 5/11 ,  D04H 1/04 ,  D04H 1/72

前のページに戻る