特許
J-GLOBAL ID:200903056958133023

リチウムイオン二次電池用正極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196063
公開番号(公開出願番号):特開平10-040900
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 リチウムイオン二次電池の出力密度を向上させることができるリチウムイオン二次電池用正極を提供する。【解決手段】 正極活物質であるコバルト酸リチウム中に残存している炭酸リチウムは、電解液中で電離し、リチウムイオンを発生させるので、電解液の抵抗を低下させる。これによりリチウムイオン二次電池の内部抵抗が低下し、出力密度が向上する。一方、炭酸リチウムの残存量が多すぎると、電解液中で電離しきれず、Li2 CO3 の形で存在するので、これが低抗体として働き、リチウムイオン二次電池の内部抵抗が増加する。検討の結果、炭酸リチウムの残存量としては、1.5〜2.0wt%の範囲が最適であると見出された。
請求項(抜粋):
正極活物質として、炭酸リチウムが1.5〜2.0wt%含有されたコバルト酸リチウムが用いられ、かつ集電体材料として耐腐食性金属が用いられることを特徴とするリチウムイオン二次電池用正極。
IPC (5件):
H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/64 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/64 A ,  H01M 10/40 Z

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