特許
J-GLOBAL ID:200903056962688226

建築物外装パネルの目地工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227774
公開番号(公開出願番号):特開平10-054091
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 建築物における外装パネルの目地の止水を行うにあたり、不定形弾性シール材を使用する場合に比して容易かつ均一に施工できるだけでなく、目地からの雨水浸入に対して、止水性能が非常に高く、しかも、その止水性能を長年月にわたって維持できるようにする。【解決手段】 建築物における外装パネル1の縦目地2Aの相対向する側面に外下がりに傾斜した多数のリブ6Aを設ける一方、縦目地2Aの内部には、粘着性成型シール7を押し込んで、縦目地内の段部2aに接着した後、ガスケット8Aを押し込んで、粘着性成型シール7に接着する。ガスケット8Aには、三重のヒレ8b,8c,8dを設けておき、前端のヒレ8bの先端部と中間部のヒレ8cの先端部をリブ6Aによりジグザグ状に変形させ、変形により生じる微小な隙間S1 により、ガスケット8A内の空間9Aを外気と等圧にする。
請求項(抜粋):
建築物における外装パネルの縦目地の相対向する両側面に、外下がりに傾斜したリブを適当間隔おきに多数設ける一方、縦目地の内部には、外方から粘着性成型シールを押し込んで、当該粘着性成型シールを縦目地内の段部に接着した後、中央板部と、当該中央板部の前端と中間部と後端から夫々両側へ突出した複数のヒレとを備えて成るガスケットを、その後端が前記粘着性成型シールに当接し、且つ、前端のヒレの先端部と中間部のヒレの先端部が前記リブで押圧されて正面視ジグザグ状に変形した状態に押し込んで、これらの変形したヒレ先端部とリブとの間に生じる隙間により、前端のヒレと中間部のヒレとの間および中間部のヒレと後端のヒレとの間に形成された空間を外気と等圧にすることを特徴とする建築物外装パネルの目地工法。

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