特許
J-GLOBAL ID:200903056963914351
休止圧原理により操作される紡糸不織布製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-095360
公開番号(公開出願番号):特開平8-035158
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 従来技術による、休止圧原理による紡糸不織布製造装置にくらべて、さらに効率的であり、遷移係数において改善された装置を提供すること。【構成】 紡糸口金2およびこれから押出される紡糸ヤーン束3、紡糸-竪型導溝4、これに続く製品搬出用スクリーンベルト5、その下方の空気吸引装置6を有する、休止圧原理により操作される紡糸不織布製造装置1であって、上記導溝縦軸線に沿って形成される処理空気流速度ならびに紡糸ヤーンの延伸による速度のそれぞれカーブを描いたグラフにおける交点から紡糸口金までの間隔が、延伸処理導溝部分より短くなされ、中間導溝部分における勾配角度が0.05°から2°になされ、紡糸ヤーン束の幅が導溝送風区間7の幅よりファクタ0.7だけ小さい寸法になされ、処理空気流システムにおける処理空気流最大限値が、紡糸ヤーンの延伸処理による定常速度よりファクタ1.2から1.6だけ大きくなされた装置。
請求項(抜粋):
紡糸口金(2)およびこれから押出される紡糸ヤーン束(3)、紡糸-竪型導溝(4)、形成された紡糸不織布用の連続稼働スクリーンベルト(5)、このベルト下方に設けられた空気吸引装置(6)を具備し、上記紡糸-竪型導溝(4)が、上方から下方に向けて、所定の長さおよび幅を有する送風区間(7)、この送風区間(7)に連接して傾斜角度(8)の勾配を持つ中間導溝部分(9)、この中間導溝部分(9)に連接する延伸処理導溝部分(10)、これに連接する拡散導溝部分(11)を有する、処理空気流の膨張、加速および紡糸ヤーンの延伸をもたらす休止圧原理により操作される紡糸不織布製造用装置(1)であって、処理空気流が、上記送風区間(7)に導入され、かつこの区間から延伸処理導溝部分(10)上端に至るまで加速され、紡糸ヤーン速度が紡糸口金(2)から押出されて、直ちにその定常的な延伸処理速度値に達し、グラフにおいて、紡糸-竪型導溝の垂直軸線に沿って形成される処理空気流速度のカーブ(13)と、同様にして形成される紡糸ヤーンの延伸による速度(14)とが、中間導溝部分(9)の範囲における交点(S)で交差し、これにより以下の特徴、すなわち(a)紡糸口金(2)から交点(S)までの間隔(A<SB>1</SB> )が、延伸処理導溝部分(10)の下端から交点(S)までの間隔(A<SB>2</SB> )より短い(A<SB>1</SB> <A<SB>2</SB> )こと、(b)中間導溝部分(9)の勾配傾斜角度(8)が、0.05°から2°の範囲であること、(c)送風区間(7)の紡糸ヤーン束(3)の幅(B<SB>1</SB> )が、送風区間(7)の幅(B<SB>2</SB> )よりファクタ0.7だけ小さい(B<SB>1</SB> <0.7B<SB>2</SB> )ことがもたらされ、処理空気流系が、処理空気流速度最大限値(VL<SB>max</SB> )が、紡糸ヤーン延伸定常速度値(VF<SB>a</SB> )よりファクタ1.2から1.6だけ大きい(VL<SB>max</SB> =VF<SB>a</SB> (1.2から1.6))ようになされていることを特徴とする紡糸不織布製造用装置。
IPC (2件):
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