特許
J-GLOBAL ID:200903056975479375

電圧低下検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-056217
公開番号(公開出願番号):特開平5-215791
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】被監視電圧の低下を検出する閾値がICごとにばらつくことがなく、しかもIC化に適した構成の電圧低下検出回路を実現する。【構成】被監視電圧である電圧Vccが定常値のときに、基準電圧区分用の検出用電圧発生回路群11からの分圧電圧Va〜Vcにより基準電圧Bを区分けする。その区分に応じて被監視電圧の低下検出用の検出用電圧発生回路群12からの分圧電圧Va〜Vcの1つを検出用電圧Aとする。そうすると、IC化した場合には抵抗比は比較的正確に実現できるので、基準電圧Bのばらつきの範囲を見掛け上縮小することができる。その結果、検出精度が向上する。
請求項(抜粋):
被監視電圧ラインに接続された第1の抵抗と、この第1の抵抗に対して下流に接続され、順次抵抗値が増加あるいは減少する複数の第2の抵抗からなる第1の抵抗群回路と、第1の抵抗(又は第3の抵抗)に対して下流に接続され、順次抵抗値が第1の抵抗群回路に対応する順序で同様に増加あるいは減少する複数の第4の抵抗からなる第2の抵抗群回路と、第1および第2の抵抗群回路のそれぞれの抵抗のうち少なくとも1つを基準電圧ラインに選択的に接続する選択接続回路と、第1の抵抗(又は第3の抵抗)と第2の抵抗群回路との接続点の電圧が所定値以下になったことを検出する電圧検出回路とを備え、第1の抵抗群回路のそれぞれの抵抗の第1の抵抗に対する抵抗比と第2の抵抗群回路のそれぞれの抵抗の第1の抵抗(又は第3の抵抗)に対する抵抗比との比がほぼ定常状態の被監視電圧と前記所定値との比に対応し、被監視電圧が定常状態にあるときに、第1の抵抗群回路の抵抗が前記選択接続回路により順次選択されて前記基準電圧ラインに接続され、前記電圧検出回路で電圧低下が検出されたときに前記選択接続回路により選択された抵抗の順位に対応した第2の抵抗群回路の抵抗が選択的に前記基準電圧ラインに接続されることを特徴とする電圧低下検出回路。

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