特許
J-GLOBAL ID:200903056975606229

永久磁石式同期機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134213
公開番号(公開出願番号):特開平10-304634
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】コギングトルクが小さく回転がスムーズで、そのため、小入力で大出力、すなわち運転効率の高い同期機を提供すること。【解決手段】同期機の界磁構造体7は回転軸2の周りに、そして電機子構造体4の突極4a〜4iの半径方向外端に近接して、全体としてリング状に配置された複数個の永久磁石部分7a〜7hの夫々の内周面が交互にN極とS極になるように着磁され、かつ夫々の隣接境界線は回転軸方向に対して所定の角度で傾斜しており、該リング状の界磁の内周面を周方向に展開した展開図において、当内周面に対向する電機子の外周面を周方向に展開し、それを前記展開図に投影したとき、複数個の隣接境界線のうちの一つの隣接境界線が丁度複数個の突極の周方向間隔のある一つの間隔の投影のところに来たときに該隣接境界線が該周方向間隔を挟んで隣接する両突極の先端の投影長方形の互いに対角線方向に対向する二頂点を通過するよう構成した。
請求項(抜粋):
回転軸について相対的に回転可能に配置された電機子と界磁とを含む同期機であって、前記電機子は前記回転軸の周りに所定の周方向間隔をおいて配置されたn個(nは整数)の突極と、これら突極にそれぞれ巻回されて電機子巻線を構成するよう互いに接続されたコイルとを有し、前記界磁は、前記電機子構造体の突極の半径方向外端に近接して全体としてリング状に前記回転軸の周りに配置された(n-1)個の永久磁石部分で構成され、該永久磁石部分はそれぞれが半径方向に着磁されそれぞれの内周面が交互にN極、S極になるように配列されるとともに、該複数個の永久磁石部分の隣接境界線がそれぞれ前記回転軸と平行な方向に対して所定の角度をもって傾斜しており、それによって、該リング状の界磁の内周面を周方向に展開した展開図において、該リング状の界磁の内周面に対向する前記電機子の外周面を周方向に展開し、それを前記展開図に投影したとき、前記複数個の隣接境界線のうちのある一つの隣接境界線が丁度前記複数個の突極の周方向間隔のある一つの間隔の投影のところに来たときに該隣接境界線が該周方向間隔を挟んで隣接する両突極の先端の投影長方形の互いに対角線方向に対向する二頂点を通過するよう構成したことを特徴とする同期機。
IPC (2件):
H02K 21/22 ,  H02K 1/27 502
FI (3件):
H02K 21/22 A ,  H02K 21/22 M ,  H02K 1/27 502 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-253905   出願人:株式会社三協精機製作所
  • 特開平2-206343

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