特許
J-GLOBAL ID:200903056976834497
(S)-1-[2(S)-(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインド-2-イル)-1-オキソ-3-フェニルプロピル]-1,2,3,4-テトラヒドロ-2-ピリジン-カルボン酸メチルエステル及びその中間体類の新規な製法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々井 克郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515062
公開番号(公開出願番号):特表平9-505583
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】本発明は、エンケファリナーゼ及びアンギオテンシンの阻害剤として有用な[4S-[4α,7α(R*),12bβ]]-7-[(1-オキソ-2(S)-チオ-3-フェニルプロピル)アミノ]-1,2,3,4,6,7,8,12b-オクタヒドロ-6-オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン-4-カルボン酸と[4S-[4α,7α(R*),12bβ]]-7-[(1-オキソ-2(S)-アセチルチオ-3-フェニルプロピル)アミノ]-1,2,3,4,6,7,8,12b-オクタヒドロ-6-オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン-4-カルボン酸、及び製薬上受け入れられるその塩類の調製において有用な中間体であるところの、(S)-1-[2(S)-(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインド-2-イル)-1-オキソ-3-フェニルプロピル]-1,2,3,4-テトラヒドロ-2-ピリジン-カルボン酸メチルエステルの新規なエナンチオマー特異的製法、及びその新規な中間体類に関する。
請求項(抜粋):
(a)シクロヘキセノンを順次適当な塩素化剤及び適当な塩基と反応させて2-クロロシクロヘキス-2-エン-1-オンを生じ、 (b)2-クロロシクロヘキス-2-エン-1-オンを適当なキラル補助剤及び適当な還元剤と反応させて(R)-2-クロロ-シクロヘキス-2-エニルアルコールを生じ、 (c)(R)-2-クロロ-シクロヘキス-2-エニルアルコールをトリクロロアセトニトリルと反応させて、(R)-2,2.2-トリクロロ-1-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニロキシ)-エチリデンアミンを生じ、 (d)(R)-2,2,2-トリクロロ-1-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニロキシ)-エチリデンアミンを加熱反応させて(S)-2,2,2-トリクロロ-N-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニル)-アセトアミドを生じ、 (e)(S)-2,2,2-トリクロロ-N-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニル)-アセトアミドを適当な加溶媒分解剤と反応させて(S)-2-クロロ-シクロヘキス-2-エニルアミンを生じ、 (f)(S)-2-クロロ-シクロヘキス-2-エニルアミンをフタルイミド-L-フェニルアラニン誘導体と反応させて(S)-N-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニル)-2-[2(S)-1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインドール-2-イル)-3-フェニル-プロピオンアミドを生じ、 (g)(S)-N-(2-クロロ-シクロヘキス-2-エニル)-2-[2(S)-1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインドール-2-イル)-3-フェニル-プロピオンアミドを、メタノールの存在下にオゾンと反応させて、還元的ワークアップ後、N-[2(S)-[(6-オキソ)-ヘキサン酸メチルエステル]]-2-[2(S)-1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインドール-2-イル)-3-フェニル-プロピオンアミドメチルエステルを生じ、 (h)N-[2(S)-[(6-オキソ)-ヘキサン酸メチルエステル]]-2-[2(S)-1.3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソインドール-2-イル)-3-フェニル-プロピオンアミドを適当な環化剤と反応させる、ことからなる、(S)-1-[2(S)-(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-イソイント-2-イル)-1-オキソ-3-フェニルプロピル]-1,2,3,4-テトラヒドロ-2-ビリジン-カルボン酸メチルエステルの製造方法。
IPC (3件):
C07D401/06 209
, C07C211/40
, C07C233/14
FI (3件):
C07D401/06 209
, C07C211/40
, C07C233/14
引用特許:
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