特許
J-GLOBAL ID:200903056986990055

バイオメトリック・テンプレートの保護および特徴処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-526638
公開番号(公開出願番号):特表2008-502071
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
本発明は、個人の素性を、該個人に関連付けられたバイオメトリックデータを用いて検証する方法およびシステムであって、該バイオメトリックデータのプライバシーが提供されるものに関する。本発明の基本的発想は、バイオメトリックデータ集合XFPを特徴ベクトルを用いて表現することである。バイオメトリックデータのいくつかの集合XFP1,XFP2,...,XFPmが、よって対応する数の特徴ベクトルが導出され、量子化された特徴ベクトルX1,X2,...,Xmが生成される。次いで、量子化された特徴成分のノイズ堅牢性が試験される。信頼できる量子化された特徴成分の集合が形成され、そこから信頼できる量子化された特徴成分の部分集合がランダムに選択される。ヘルパーデータの第一の集合W1が選択された信頼できる量子化された成分の部分集合から生成される。ヘルパーデータW1はその後検証段階において、個人の素性を検証するために使用される。
請求項(抜粋):
個人の素性を、該個人に関連付けられたバイオメトリックデータを用いて検証する、前記バイオメトリックデータのプライバシーを提供する方法であって: それぞれがある数の特徴成分を含む、個人に関連付けられたバイオメトリックデータの複数の集合を導出し、 導出されたバイオメトリックデータの各集合の特徴成分を量子化し、それによりある数の量子化された特徴成分を含む量子化されたバイオメトリックデータの集合が対応する数だけ生成され、 ノイズ堅牢性基準を解析することによって信頼できる量子化された特徴成分を決定し、該基準は、量子化されたバイオメトリックデータのそれぞれの集合において同じ位置をもつ特徴成分の値の差は該成分が信頼できると見なされるためにはある所定の範囲内に収まるべきであるということを含意するものであり、 前記信頼できる量子化された特徴成分の少なくとも部分集合から個人の素性の検証において用いられるべきヘルパーデータの第一の集合を生成する、 ステップを有しており、 個人のバイオメトリックデータの処理が個人によって信頼される安全なタンパー防止性の環境において実行されることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G06F 21/20 ,  G06T 7/00 ,  H04L 9/32
FI (3件):
G06F15/00 330F ,  G06T7/00 510B ,  H04L9/00 673D
Fターム (24件):
5B043AA09 ,  5B043BA01 ,  5B043FA07 ,  5B043GA02 ,  5B285AA01 ,  5B285BA01 ,  5B285CA02 ,  5B285CA41 ,  5B285CA47 ,  5B285CA52 ,  5B285CB17 ,  5B285CB53 ,  5B285CB62 ,  5J104AA07 ,  5J104AA16 ,  5J104EA03 ,  5J104EA15 ,  5J104EA16 ,  5J104KA01 ,  5J104KA04 ,  5J104KA16 ,  5J104NA05 ,  5J104NA27 ,  5J104NA38
引用特許:
審査官引用 (2件)

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