特許
J-GLOBAL ID:200903056988396126

凍結止水性の判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-220835
公開番号(公開出願番号):特開2002-040015
出願日: 2000年07月21日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】、簡易な解析によって凍結止水性を判定して、より大きな残留ひび割れを許容する設計を可能として、従来より経済性の高い地下タンクを設計することができる、凍結止水性の判定方法を提供することを目的とする。【解決手段】地下タンクの躯体コンクリートとその周辺部のモデル化を行う工程と、ひび割れ周辺の温度変化を非定常熱伝導解析によって解析する工程と、水を発生させる工程と、タンク躯体コンクリート内のひび割れ部の温度が凍結温度以下になった時点を凍結完了時刻として測定する工程と、別途、経験式によって常温の水が躯体コンクリートひび割れ中を通過する時間を算定する工程と、前記の凍結所要時間と、計算式によって得た通過時間とを比較する工程とによって構成する。水はひび割れ内部に瞬間的に発生させる場合と、水が温度変化を伴いながらひび割れに浸透してゆく場合との2ケースが考えられる。
請求項(抜粋):
地下タンクの躯体コンクリートとその周辺部のモデル化を行う工程と、コンクリート躯体にひび割れをモデル化する工程とモデルの上下面に温度境界条件を設定する工程と、ひび割れに水が存在しない状態で温度定常状態を解析する工程と、ひび割れに常温の水を瞬間的に発生させる工程と、この時間を解析開始時刻として設定する工程と、ひび割れ周辺の温度変化を非定常熱伝導解析によって解析する工程と、タンク躯体コンクリート内のひび割れ部の水の温度が凍結温度以下になった時点を凍結完了時刻として設定する工程と、凍結完了時刻から解析開始時刻を差し引く工程と、差し引いた時間を凍結所要時間として設定する工程と、別途、経験式によって常温の水が躯体コンクリートひび割れ中を通過する時間を算定する工程と、前記の凍結所要時間と、計算式によって得た通過時間とを比較する工程とによって構成する、凍結止水性の判定方法。
IPC (2件):
G01N 33/38 ,  G06F 19/00 110
FI (2件):
G01N 33/38 ,  G06F 19/00 110
Fターム (2件):
5B049BB05 ,  5B049EE41
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-135696
  • 地下タンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-257191   出願人:東京瓦斯株式会社, 清水建設株式会社
  • 地下タンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-257189   出願人:東京瓦斯株式会社, 清水建設株式会社
引用文献:
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