特許
J-GLOBAL ID:200903056988622622

カルボキシアミドオキシムの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-220103
公開番号(公開出願番号):特開2000-053648
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 写真現像剤および医薬の合成中間体として有用な式(I)(R1はアリール基またはヘテロ芳香基を表し、R2およびR3は水素原子等の基)のカルボキシアミドオキシムをより速く且つよい高い収率で製造する方法。【解決手段】 下記(1)から(3)の3工程を特徴とする:(1) 式R1CONHR4(II)(R1は上記意味を有し、R4はC1〜C8のアルキル基)のアミドを塩素化剤と反応させて式(III)で表される対応するクロロイミンを合成し、(2) 得られたクロロイミンをアミノピラゾールと反応させて2つの置換基を有する新規なアミジンとし、(3)得られたアミジンをヒドロキシルアミンまたはその塩と反応させる。【化1】
請求項(抜粋):
下記の工程(1)〜(3)を特徴とする下記一般式(I)で表されるカルボキシアミドオキシムの製造方法:【化1】(ここで、R1は置換されたまたは未置換のアリール基または置換されたまたは未置換のヘテロ芳香基を表し、R2は水素原子、ハロゲン原子または置換されたまたは未置換のアリールオキシ基を表し、R3は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、置換されたアミノ基、置換されたまたは未置換のアルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロ芳香族、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、アシルアミノ、スルホニルアミノ、スルホニル、アルキルチオ、アリルチオ、カルバモイル、スルファモイルまたはウレイド基を表す)(1) 先ず、必要に応じて用いられる不活性溶媒の存在下で、化学式(II):R1CONHR4 (II)(ここで、R1は上記の意味を有し、R4はC1〜C8のアルキル基を表す)で表わされるアミドを塩素化剤と反応させて、下記の式(III)で表される対応するクロロイミンを合成し、【化2】(2) 得られたクロロイミンを、必要に応じて用いられる不活性溶媒の存在下で、下記の式(IV):【化3】(R2およびR3は上記の意味を有する)で表されるアミノピラゾールと反応させて、下記の式(V)【化4】(R1、R2、R3およびR4は上記の意味を有する)で表されるアミジンとし、(3) 得られたアミジンを、必要に応じて用いられる不活性溶媒の存在下で、ヒドロキシルアミンまたはその塩と反応させる。

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