特許
J-GLOBAL ID:200903056991958330
多重化ルータ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320083
公開番号(公開出願番号):特開平11-154979
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】多重化された構成を持つルータにおいて系交替時に発生するルーティングプロトコル処理のための内外部のトラフィックを抑える。【解決手段】動作状態にある経路計算ユニット11aのデータベース統合部17は、ルーティングプロトコルパケット送受信部14によって収集されたネットワーク接続情報をリンク状態データベース22に保持すると共に、待機状態にある経路計算ユニット11bに通知する。その他の収集したルーティングプロトコル情報は通知しない。ネットワーク接続情報の通知を受信したデータベース統合部17は、この内容を自己の持つリンク状態データベース22に保持する。動作状態の経路計算ユニット11aに障害が発生した場合、待機状態の経路計算ユニット11bは、保持したリンク状態データベース22を用いてルーティングプロトコル処理を行う。
請求項(抜粋):
パケットのルーティング経路を定めるルーティングテーブルを生成するルーティングプロトコル処理を行う複数の経路計算部と、前記ルーティングテーブルに従ってパケットのネットワーク間の中継を行う中継処理部を備え、前記複数の経路計算部の中から選択された一つの経路計算部が動作状態に設定され、残りの経路計算部が待機状態に設定され、動作状態に設定された経路計算部に障害が生じた場合に待機状態にある経路計算部の中から選択された一つの経路計算部が動作状態に設定される多重化ルータ装置であって、前記各経路計算部は、当該経路計算部が動作状態に設定されている場合に、他のルータとネットワークとの接続関係を示すネットワーク接続情報と他のルータの状態を示す隣接ルータ状態と多重化ルータ装置がネットワークに接続するネットワークインタフェースの状態を示すインタフェース状態とを含むルーティングプロトコル情報を保持する記憶手段と、前記記憶手段に保持されたルーティングプロトコル情報に基づいて、前記記憶手段に保持するルーティングプロトコル情報の収集を含む前記ルーティングプロトコルの処理を実行する処理手段と、当該経路計算部が動作状態に設定されている場合に、前記記憶手段に記憶するネットワーク接続情報を待機状態に設定されている経路計算部に送る通知手段と、当該経路計算部が待機状態に設定されている場合に、動作状態の経路計算部から送られたネットワーク情報を前記記憶手段に保持する保持手段とを備え、前記動作状態に設定された経路計算部が前記記憶手段に保持する隣接ルータ状態とインタフェース状態とは、待機状態に設定されている経路計算部に動作状態に設定された経路計算部から送られず、待機状態に設定されている経路計算部の記憶手段に保持されないことを特徴とする多重化ルータ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L 11/20 102 D
, H04L 11/00 320
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