特許
J-GLOBAL ID:200903056994402820

二重反転プロペラ電動駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076451
公開番号(公開出願番号):特開平6-263092
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 二重反転プロペラが本来有する高い推進性能を実現する。【構成】 前プロペラ11と後プロペラ10を回転させる2つの電動機12,13を備える。後プロペラ10を取り付けた後プロペラ軸6を一方の電動機12の内部のローター18に固定する。電動機12のローター18の外側のステーター16を外周部の固定ケーシング14に固定させる。前プロペラ11を取り付けた中空の前プロペラ軸5に他方の電動機13の外周部のローターケーシング31を連結する。ローターケーシング31の内面にローター19を固定させる。電動機13、ローター19の内側に配したステーター17を一方の電動機12の固定ケーシング14に固定させる。後プロペラ軸6に延出軸部9を接続する。該延出軸部9の先端にトータルスラスト軸受22を設ける。前後のプロペラ11,10をそれぞれ別の電動機12,13で駆動するとき、電動機13のローターケーシング31を回転させることにより前プロペラ軸5に大きな慣性モーメントを得られるようにする。
請求項(抜粋):
前プロペラを後端に取り付けた中空の前プロペラ軸の内部に、後プロペラを後端に取り付けた後プロペラ軸を同心状に挿通して二重反転軸を構成し、該二重反転軸を介し2つの電動機からの動力を前プロペラと後プロペラに独立に伝達させて前プロペラと後プロペラを互に反対方向に回転させるようにし、且つ該前プロペラと後プロペラが回転するときに発生したトータルのスラストを受けるスラスト軸受を備えた構成としてある二重反転プロペラ電動駆動装置において、上記2つの電動機のうちの一方の電動機を、固定ケーシングの内面に固定したステーターの内側にローターを配置した構成として、該ローターを後プロペラ軸の前端側に固定し、又、他方の電動機を、外周部のケーシングを上記一方の電動機の固定ケーシングに対し回転自在に支持させてローターケーシングとすると共に、該ローターケーシングの内面にローターを固定して、該ローターの内側にステーターを配し、上記ローターケーシングを前プロペラ軸に直結したことを特徴とする二重反転プロペラ電動駆動装置。
IPC (2件):
B63H 5/10 ,  H02K 7/14

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