特許
J-GLOBAL ID:200903056997792840
レーダ信号処理方法およびその方法を用いたレーダ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-283872
公開番号(公開出願番号):特開平10-132925
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 周波数変調された連続波を送信信号とし、この送信信号と受信信号間のビート信号の実数部に対応する信号だけで、相対距離と相対速度を測定する。【解決手段】 変調周波数上昇期間と変調周波数下降期間と周波数無変調期間を有する周波数変調された連続波の送信信号と受信信号間の変調周波数上昇期間と変調周波数下降期間と周波数無変調期間それぞれのビート信号の実数部を用い、目標の相対距離および相対速度を求めるレーダ信号処理方法であって、上記変調周波数上昇期間のビート周波数と上記変調周波数下降期間のビート周波数の組合わせについて周波数和および周波数差の絶対値をもとめるステップと、上記周波数無変調期間のビート周波数と等しい上記周波数和または周波数差の絶対値となる変調周波数上昇期間のビート周波数と変調周波数下降期間のビート周波数の組合わせを選択するステップとを備える。
請求項(抜粋):
変調周波数上昇期間と変調周波数下降期間と周波数無変調期間を有する周波数変調された連続波の送信信号と受信信号間の変調周波数上昇期間と変調周波数下降期間と周波数無変調期間それぞれのビート信号の実数部を用い、目標の相対距離および相対速度を求めるレーダ信号処理方法であって、上記変調周波数上昇期間のビート周波数と上記変調周波数下降期間のビート周波数の組合わせについて周波数和および周波数差の絶対値をもとめるステップと、上記周波数無変調期間のビート周波数と等しい上記周波数和または周波数差の絶対値となる変調周波数上昇期間のビート周波数と変調周波数下降期間のビート周波数の組合わせを選択するステップと、上記選択した変調周波数上昇期間のビート周波数と変調周波数下降期間のビート周波数の組合わせで、上記周波数無変調期間のビート周波数と異なる上記周波数和を距離周波数、かつ上記周波数差の絶対値を速度周波数の絶対値、あるいは、上記周波数無変調期間のビート周波数と等しい上記周波数和を速度周波数の絶対値、かつ上記周波数差の絶対値を距離周波数、または、上記周波数無変調期間のビート周波数と異なる上記周波数差の絶対値を距離周波数、かつ上記周波数和を速度周波数の絶対値、あるいは、上記周波数無変調期間のビート周波数と等しい上記周波数差の絶対値を速度周波数の絶対値、かつ上記周波数和を距離周波数とするステップと、上記選択した組合わせの変調周波数上昇期間のビート周波数と変調周波数下降期間のビート周波数を比較し、変調周波数上昇期間のビート周波数が変調周波数下降期間のビート周波数より小さい場合は上記速度周波数の符号を正、変調周波数上昇期間のビート周波数が変調周波数下降期間のビート周波数より小さくない場合は上記速度周波数の符号を負と決定するステップと、上記ステップで得られた距離周波数と速度周波数に基づいて目標の相対距離および相対速度を求めるステップと、を備えたことを特徴とするレーダ信号処理方法。
IPC (3件):
G01S 13/34
, G01S 7/40
, G01S 13/50
FI (3件):
G01S 13/34
, G01S 7/40
, G01S 13/50 A
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