特許
J-GLOBAL ID:200903056997819803
OFDM受信装置とその同期検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182637
公開番号(公開出願番号):特開平11-032025
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 ヌルシンボルを用いないでフレーム同期を検出する。【解決手段】 初期動作時は、係数制御回路118 によってフィルタ107 ,108 を信号帯域幅より狭帯域に設定し、振幅検出回路110 、しきい値判定回路111 によってチャープ概略タイミングを検出した後、しきい値判定回路111 の出力を同期判定回路112 により同期判定し、非同期状態ならばタイミング発生回路113 をリセットする(粗フレーム同期検出)。同期状態ならば、フィルタ107 ,108 の通過帯域幅を信号帯域幅と等しくし、相関回路114 、チャープ信号発生回路115 、最大値検出回路116 によってチャープシンボルタイミングを検出した後、その検出出力を同期判定回路117 により同期判定する。同期状態ならばそのタイミングを保持し、非同期状態ならば初期動作に戻る(精フレーム同期検出)。
請求項(抜粋):
伝送フレーム毎に同期シンボルとしてチャープシンボルを含み、伝送帯域幅がBであるOFDM(直交周波数分割多重)信号を受信するOFDM受信装置であって、前記OFDM信号を入力し前記帯域幅Bで帯域制限して所定周波数に変換する受信手段と、前記受信手段の出力を所定サンプリング周波数でデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記アナログ/デジタル変換手段の出力を直交変換してベースバンドのI軸信号及びQ軸信号を生成する直交検波手段と、前記I軸信号及びQ軸信号をそれぞれ任意のサンプリング周波数にダウンサンプリングすることで任意の帯域幅となるようにフィルタリングするフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力をOFDM復調して帯域幅Bのデータを復調するOFDM復調手段と、前記フィルタ手段の出力の振幅を判定することによりフレーム同期を検出する第1の同期検出手段と、前記第1の同期検出手段の出力を同期判定する第1の同期判定手段と、前記OFDM信号に含まれるチャープシンボルを発生するチャープシンボル発生手段と、前記フィルタ手段の出力と前記チャープシンボル発生手段の出力との相関を検出することによりフレーム同期を検出する第2の同期検出手段と、この第2の同期検出手段の出力を同期判定する第2の同期判定手段と、前記第1及び第2の同期検出手段の出力に基づいて受信処理に必要なタイミング信号を発生するタイミング発生手段と、前記第1及び第2の同期判定手段の出力に応じて前記フィルタ手段の通過帯域幅を制御する帯域幅制御手段とを具備し、初期動作状態で前記フィルタ手段の通過帯域幅をBよりも小さい所定値に設定し、前記第1の同期検出手段の出力に基づいて前記タイミング発生手段をリセットし、前記第1の同期判定手段の出力が同期状態を示した後に前記フィルタ手段の通過帯域幅をBに設定し、前記第2の同期検出手段の出力に基づいて前記タイミング発生手段をリセットすることでフレーム同期を検出することを特徴とするOFDM受信装置。
IPC (4件):
H04J 11/00
, H04L 7/00
, H04L 7/08
, H04L 27/38
FI (4件):
H04J 11/00 Z
, H04L 7/00 F
, H04L 7/08 Z
, H04L 27/00 G
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