特許
J-GLOBAL ID:200903057001684601

トラクタのPTO伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331765
公開番号(公開出願番号):特開平5-162551
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 リヤPTO軸とミッドPTO軸の駆動形態の多様化を図り、作業範囲を拡大するとともに、その操作性および取扱性を優れたものとする。【構成】 リヤPTO軸34に連動連結された伝動軸25に大径スプライン部S1 を形成し、この大径スプライン部S1 の両側に入力用ギヤG11とミッドPTO軸31への出力用ギヤG15とを夫々遊嵌するとともに、両ギヤG11,G15の各ボス部の外周に前記大径スプライン部S1 と同径のスプライン部S2,S3 を形成しこの間をスライド自在なシフトスリーブ32を外嵌装着し、このシフトスリーブの内周には大径スプライン部への嵌合を回避する内周溝35と、この内周溝の両側に位置する第1内周スプライン部S4 と第2内周スプライン部S5 とを形成し、シフトスリーブのスライドによって各PTO軸の駆動が多様化出来る。
請求項(抜粋):
リヤPTO軸(34)に連動連結された伝動軸(25)に大径スプライン部(S1 )を形成し、この大径スプライン部(S1 )の両側に入力用ギヤ(G11)とミッドPTO軸(31)への出力用ギヤ(G15)とを夫々遊嵌するとともに、両ギヤ(G11),(G15)の各ボス部の外周に前記大径スプライン部(S1 )と同径のスプライン部(S2 ),(S3 )を形成し、これら大径スプライン部(S1 )とその両側のスプライン部(S2 ),(S3 )とに亘ってスライド自在なシフトスリーブ(32)を外嵌装着し、このシフトスリーブ(32)の内径には前記大径スプライン部(S1 )への嵌合を回避する内周溝(35)と、この内周溝(35)の両側に位置する第1内周スプライン部(S4 )と第2内周スプライン部(S5 )とを形成し、シフトスリーブ(32)が全体的に入力用ギヤ(G11)のボス部のスプライン部(S2 )に嵌合する中立位置と、シフトスリーブ(32)の第1内周スプライン部(S4 )が入力用ギヤ(G11)のボス部のスプライン部(S2 )に嵌合するとともに第2内周スプライン部(S5 )が大径スプライン部(S1 )に嵌合するリヤPTO駆動位置と、シフトスリーブ(32)の第1内周スプライン部(S4 )が入力用ギヤ(G11)のボス部のスプライン部(S2 )に嵌合するとともに第2内周スプライン部(S5 )が大径スプライン部(S1 )と出力用ギヤ(G15)のボス部のスプライン部(S3 )に亘って嵌合するリヤ/ミッドPTO駆動位置と、シフトスリーブ(32)の第1内周スプライン部(S4 )が入力用ギヤ(G11)のボス部のスプライン部(S2 )に嵌合するとともに第2内周スプライン部(S5 )が出力用ギヤ(G15)のボス部のスプライン部(S3 )に嵌合し、かつ、シフトスリーブ(32)の内周溝(35)が前記大径スプライン部(S1 )に対応するリヤPTO駆動位置と、に亘って前記シフトスリーブ(32)をスライド操作可能に構成してあるトラクタのPTO伝動構造。

前のページに戻る