特許
J-GLOBAL ID:200903057006201706

磁気記録媒体の製造方法及び静電気除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-361085
公開番号(公開出願番号):特開平5-174376
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】〔目的〕磁気記録媒体を製造する際磁性層を形成したシート体に発生した静電気のガスのイオンによる除電効果がシート体の走行に伴う空気の流れにより妨げられるのを改善する。〔構成〕シート体に発生した静電気量を測定してその測定値に基づいて放電処理するとともに、その処理後のシート体に残存する静電気量を測定しその測定値に基づいてさらに放電の追加発生を行う。〔効果〕残存静電気がなくなるような放電によりシート体は処理されるので静電気は十分に除去され、シート体に付着している粉塵は吸引装置により容易に除去され、粉塵の付着のない磁気記録媒体を提供できる。
請求項(抜粋):
非磁性支持体に磁性層を形成したシート体に静電気除去装置により静電気除去処理を施すことにより磁気記録媒体を製造する磁気記録媒体の製造方法において、上記静電気除去装置は上記シート体に発生した静電気量を測定する発生静電気測定手段と、このシート体に発生した静電気を除電処理する放電電圧発生手段と、この放電電圧発生手段により放電処理された上記シート体に残存する静電気量を測定する残存静電気測定手段と、上記放電電圧発生手段を動作させて上記発生静電気測定手段の測定値に基づいて放電電圧量を決めるとともに上記残存静電気測定手段の測定値に基づいて上記シート体の残存静電気量が無くなるように放電電圧量を制御する最適放電電圧制御手段を有し、当該静電気除去装置により除電処理された上記シート体に付着している粉塵を粉塵吸引手段により吸引除去する磁気記録媒体の製造方法。
IPC (2件):
G11B 5/84 ,  H05F 3/04

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