特許
J-GLOBAL ID:200903057011006954

耐熱キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 侑 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022686
公開番号(公開出願番号):特開平9-216645
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 液体を加熱して充填する容器に装着して前記液体の熱が容器口部を伝って及ぼされ、その熱によって圧接の圧力が減少させられ、密閉の減らされるのを実用の範囲内に留めることができ、しかも容器のリサイクルのために、きわめて容易に、その容器から外し取ることのできる耐熱キャップの提供。【解決手段】 合成樹脂製の中栓で、容器の口部を内外から圧接挟持する上壁、内筒及び中筒から成る挟持部の中筒に、前記口部外周の係合突起に係止する係止突起を設け、前記中栓より軟化温度が高く、かつ水の沸点より高い軟化温度の、かつ硬度も高い合成樹脂で外蓋を形成し、該外蓋の外筒を前記中筒に圧接させ、前記上壁上に設けられた掛合突起に、前記外筒上部に内向きに設けられた掛止突起を係合させ、前記外筒の下端部を前記係止突起の上下部の間に対応させて位置させ、又中筒内側で係止突起の上部又は下部に接して周方向の弱化ラインを形成し、これを中筒下端部から上方に形成した弱化部に連通させた。
請求項(抜粋):
合成樹脂により形成され、容器の口部を内外から圧接挟持する内筒1及び中筒2が、上壁3により一体に形成された挟持部4;該挟持部4に一体に設けられた注筒5;該注筒5内側に一体に形成された、無端状の裂溝6を有する口壁7;該口壁7上で前記裂溝6内側に設けられた裂取部材8;前記中筒2内側に設けられた、前記口部の上端部外周に形成された環状の係合突起と係止する係止突起9;前記各構成1〜9により形成された中栓10;該中栓10の、前記中筒2外周一部に圧接する外筒11と蓋体12から成り、かつ前記中栓10を形成する合成樹脂よりも軟化温度が高く、水の沸点よりも高い軟化温度を有し、かつ硬度も高い合成樹脂により形成された外蓋13;前記上壁3上に設けられた掛合突起21に、上下方向に掛止させられた、前記外筒11上部に内向きに設けられた掛止突起20;前記中筒2外周の、前記係止突起9の上下部の間に対応する位置に位置せしめられた、前記外筒11の下端部14;前記中筒2の内面で、前記係止突起9の上下部のうちのいずれか選ばれた一方に接して形成された周方向の弱化ライン15;前記中筒2の下端部16から前記弱化ライン15に連通して形成された弱化部17;から成ることを特徴とする耐熱キャップ。
IPC (2件):
B65D 41/32 ,  B65D 47/36
FI (2件):
B65D 41/32 Z ,  B65D 47/36 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 合成樹脂製キャップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-206368   出願人:天龍化学工業株式会社

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