特許
J-GLOBAL ID:200903057012942998

音声強調装置と音声強調方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351782
公開番号(公開出願番号):特開平6-175691
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 音声のフォルマントを強調することにより明瞭度を改善する。【構成】 入力信号は帯域分割フィルタ10に入力され、N個の周波数帯域に分割される。次に、レベル検出器11-1〜11-Nにて各周波数帯域毎の平均レベルを求め、それらをバッファメモリ12に蓄える。そして、畳み込み演算器15はデータ選択器13により選択されたバッファメモリ12の内容と、係数記憶メモリ14の内容との畳み込み演算を行なう。その結果に非線形処理器16は非線形処理を施す。次に、スイッチ17により選択された乗算器18-1〜18-Nは、帯域分割フィルタ10の出力に非線形処理器16の出力を乗じる。最後に、加算器19は乗算手段18-1〜18-Nの全周波数帯域の出力を加算して出力する。【効果】 入力信号のスペクトルのコントラストを強調する値が得られ、非線形処理器によりスペクトルの過度な強調を防止する。
請求項(抜粋):
入力信号を周波数軸上の成分に変換する周波数分析手段と、前記周波数分析手段の出力に基づき各周波数成分毎にスペクトルのピークとディップを強調する値を求めるスペクトル強調手段と、前記スペクトル強調手段の各周波数成分毎の出力に非線形処理を施す非線形処理手段と、前記周波数分析手段の出力に前記非線形処理手段の出力を周波数成分毎に乗じる乗算手段と、前記乗算手段の各周波数成分の出力を合成して時間軸上の成分に戻す周波数合成手段とを備えたことを特徴とする音声強調装置。
IPC (3件):
G10L 3/02 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/02

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