特許
J-GLOBAL ID:200903057018625927

2ピースタイプの紙製緩衝体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172739
公開番号(公開出願番号):特開平11-001277
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 電気製品、電子機器類を輸送または保管する際、製品の前後あるいは両側面に当てがって、底稜、上稜、縦稜ならびに角部の緩衝材として機能する紙製緩衝体を提供する。【解決手段】 断面矩形状の筒状枠Aと、該筒状枠Aの内部に設ける固定部材Bとからなり、筒状枠Aは、断面矩形状に折り曲げ、かつシートの重合面に製品嵌合穴を設け、また重合面と対向する反対側の一側面に一対の切起片を設ける。筒状枠の両端内側に、断面コ字型に折り曲げ得るように形成された座屈防止片を設ける。固定部材Bは、中央に矩形の突当片を設け、該突当片の両端部に張出片と、前記の切起片に設ける切込溝に対応する係合溝を備える折返片とを連設し、前記張出片と折返片とに跨って製品固定穴を設ける。張出片と折返片とを重合し、かつ前記折返片に設けた係合溝に前記切込を挿合して、一対の切起片の上に前記矩形の突当片を配設しその突当片と製品嵌合穴とが面接されるように構成する。
請求項(抜粋):
断面矩形状の筒状枠Aと、該筒状枠Aの内部に設ける固定部材Bとからなり、前記筒状枠Aは、その長手方向に沿った一側面で、シート材の両端が重なり合うように断面矩形状に折り曲げ、かつ前記シートの重合面にその長手方向に沿って製品嵌合穴を設け、また前記重合面と対向する反対側の一側面を切り起こして一対の切込を有する一対の切起片を設けるとともに、筒状枠の両端内側に嵌合するように前記シート材の端縁より延長され、断面コ字型に折り曲げ得るように形成された座屈防止片を設け、前記固定部材Bは、前記筒状枠Aの幅にあわせて形成したシート材の中央に矩形の突当片を設け、該突当片の両端部に張出片と、前記の切起片に設ける切込溝に対応する係合溝を備える折返片とを連設し、前記張出片と折返片とに跨って製品固定穴を設けたうえで前記張出片と前記折返片とを重合し、かつ前記折返片に設けた係合溝に前記切込を挿合して、一対の切起片の上に前記矩形の突当片を配設してその突当片と製品嵌合穴とが面接されるように構成したことを特徴とする、2ピースタイプの紙製緩衝体。
IPC (2件):
B65D 81/113 ,  B65D 5/50 101
FI (2件):
B65D 81/06 102 Z ,  B65D 5/50 101 C

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