特許
J-GLOBAL ID:200903057022710564

ベルレス高炉の原料装入方法および装入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034857
公開番号(公開出願番号):特開平5-230511
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 上段ホッパー内の原料堆積面での自然分級や上段ホッパーの原料排出特性を利用して、下段ホッパーへ装入される原料を、操業中に粒度別に分別することにより、下段ホッパーからの原料排出特性を改善して、炉内半径方向の原料粒度分布を的確に制御できる原料装入方法および装入装置を提供する。【構成】 原料ホッパーを上下に二段配置した単ポート式センターフィード型ベルレス炉頂装入装置において、下段ホッパー5内に中空円筒の仕切り壁13aと、さらにその内部にマスフローさせるための間隙S2を設けたコーン13bとを取付ける。そして上段ホッパー2から粒径の異なる形で装入されてくる原料を強制的に再分級させ、炉内に排出するときは、細,中,粗の順にマスフローで排出させ、排出粒径の経時変化を「単調増加パターン」とする。
請求項(抜粋):
原料ホッパーが上下二段に設置された単ポート式センターフィード型ベルレス炉頂装入装置により、原料を炉内に装入するに際しての原料装入方法であり、前記下段ホッパー内に、ホッパー軸芯と同軸の円筒形状または多角面筒形状の仕切り壁を設置すると共に、この仕切り壁で仕切られ形成されている、下段ホッパー内中央部の空所に、仕切り壁との間に環状の間隙が設けられるようにして、上方が先細りとなる略円錐形状のコーンを設置し、前記上段ホッパー内に円錐状堆積面で自然分級され充填されている原料の、上段ホッパー底部におけるゲートからの前記下段ホッパー内ヘの装入を、前記中央部の空所,即ち前記仕切り壁内への充填状態にすると共に、この仕切り壁内上部から溢れさせることにより仕切り壁周囲へも充填状態にして行い、その後、前記下段ホッパー内に充填された原料の炉内への装入を、下段ホッパー底部のゲートを「開」にすることにより、まず前記中央部空所におけるコーン下の原料を排出し、次いでコーン上の原料を仕切り壁との間隙からマスフローで排出し、最後に中央部空所から溢れて装入された、前記仕切り壁周囲の原料を、仕切り壁と前記下段ホッパー下方部の斜面との間の環状間隙を通過させて、排出することで行うことを特徴とするベルレス高炉における原料装入方法。
IPC (2件):
C21B 5/00 311 ,  C21B 7/18 303

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