特許
J-GLOBAL ID:200903057027666369

自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236122
公開番号(公開出願番号):特開2001-058511
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 スライド移動可能な板状のミックスドアを備え、コンパクト化を図りつつ、エバポレータで発生した凝縮水の飛水を低減することができる「自動車用空気調和装置」を提供する。【解決手段】 ミックスドア5のドア本体12における、空気流が当接する膨出部の表面は、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲している。したがって、エバポレータ2を通過し、矢印A方向にミックスドア5に向かう空気は、ドア本体12の膨出部の表面に沿って案内されるようにして、矢印A′方向に流れるので、冷風通路6に入り込む空気の流れFは、不用意に狭められることがなく、この結果、風速が高くなることが無くなる。また、温風通路3からの温風がミックスドア5の凹状に湾曲した裏面に沿って流されるように構成した場合は、空気通路を広く確保することができるので、通気抵抗が低減される。
請求項(抜粋):
ユニットケース(1) 内に配置されたエバポレータ(2) とヒータコア(4)との間に、板状のミックスドア(5)を設け、エバポレータ(2) を通過した空気を、ミックスドア(5)をスライド移動させることにより、ヒータコア(4)を通過する温風通路(3) 側とヒータコア(4)をバイパスするバイパス通路(6)側とに所定の比率で分岐させ、バイパス通路(6)から送られる冷風と温風通路(3) から送られる温風とをミックスゾーン(8)でミックスし、ユニットケース(1)に設けられた吹出口(Ov,Of,Od)から車室内に吹出すようにした自動車用空気調和装置において、前記ミックスドア(5)の空気流が当接する中央近傍の表面は、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲していることを特徴とする自動車用空気調和装置。
Fターム (1件):
3L011BH02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-109315   出願人:三菱重工業株式会社, 三菱自動車工業株式会社
  • 空調装置のスライドドア装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-177171   出願人:株式会社ゼクセル
  • 自動車用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-264043   出願人:カルソニック株式会社

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