特許
J-GLOBAL ID:200903057028261613

輪郭検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188172
公開番号(公開出願番号):特開平6-038110
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 画像処理技術における輪郭検出動作を、バイアス電圧を走査することなしに、リアルタイムで実現する輪郭検出システムを提供する。【構成】 破線で囲まれた部分が1単位の回路であり、左右対称な電極構造を有する2個の半導体受光素子1、2と電気信号を出力する端子3、およびバイアス電圧が与えられている2本の配線4、5からなる。これが2次元的に複数個C11〜Cnn配置されて、1つの輪郭検出システムを構成している。各縦の列には、あらかじめ1列ごとに互いに逆極性で、大きさの等しいバイアス電圧+Vb 、-Vb が共通に印加されており、隣同士の単位回路が共通のバイアス線を共有するようになっている。光入力がない場合や受光素子1、2に共に光入力がなされた場合には、出力端子3には信号は現れない。これに対し、入力画像がちょうどこの単位回路上で輪郭を持つ場合には、その光強度の差分が出力端子3に現れる。
請求項(抜粋):
1対の電極を左右に対向させ、実質的に左右対称な方向に暗電流を小さく保つ電極構造の受光素子が半導体基板上に設けられ、2つの前記受光素子が電気的に接続された点を電気信号出力端子とし、2つの前記受光素子には前記電気信号出力端子から見て互いに逆極性で、大きさのほぼ等しいバイアス電圧が与えられ、2つの前記受光素子のいずれか一方に光入力がなされた場合のみ、前記電気信号出力端子より電気信号が出力されるような回路を1つの単位回路として、前記単位回路を半導体基板上に複数個配置して集積化し、入力される画像パターンの輪郭を検出することを特徴とする輪郭検出システム。
IPC (3件):
H04N 5/335 ,  G06F 15/64 320 ,  G06F 15/70 335

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