特許
J-GLOBAL ID:200903057029511737

流量測定方法、流量測定装置、並びに、電子式ガスメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-087547
公開番号(公開出願番号):特開平11-281430
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 流路内の気体に脈動が発生しても、流体流量を正確に測定する。【解決手段】 流体が内部を流れる流路3内に流体の流れ方向Aに間隔をおいて配置された、第1音響トランスデューサTD1と第2音響トランスデューサTD3との間で送受信される超音波信号の第1及び第2の各伝搬時間の連続複数回の計測を、一方を先にし他方を後に続ける脈動時パターンで、高分解能計測実行手段11Aにより間欠的に行い、第1平均値割出手段11Bが割り出す連続複数回計測した第1伝搬時間の平均値と、第2平均値割出手段11Cが割り出す連続複数回計測した第2伝搬時間の平均値との差である平均差値を平均差値割出手段11Dにより割り出し、少なくとも記流路3内の流体に所定の判定値を上回る大きさの脈動が存在する際に、平均差値割出手段11Dが割り出す平均差値を基に、流路3における流体の流量を測定する。
請求項(抜粋):
流体が内部を流れる流路内に配置された第1音響トランスデューサから送信された超音波信号が、前記流路内の前記第1音響トランスデューサから前記流体の流れ方向に間隔をおいた箇所に配置された第2音響トランスデューサにより受信されるまでの第1伝搬時間の計測と、前記第2音響トランスデューサから送信された超音波信号が前記第1音響トランスデューサにより受信されるまでの第2伝搬時間の計測とを間欠的に行い、前記第1及び第2の両伝搬時間を基に、前記流路における前記流体の流量を測定するに当たり、前記流路内の前記流体に所定の判定値を上回る大きさの脈動が存在する際に、間欠的に行う前記伝搬時間計測のパターンを、前記第1伝搬時間の連続複数回の計測と前記第2伝搬時間の連続複数回の計測とのうち一方を先に、他方を後に続ける脈動時パターンとし、連続複数回計測した前記第1伝搬時間の平均値と、連続複数回計測した前記第2伝搬時間の平均値との差を基に、前記流路における前記流体の流量を測定するようにした、ことを特徴とする流量測定方法。

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