特許
J-GLOBAL ID:200903057032239711

発泡樹脂成形金型のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098957
公開番号(公開出願番号):特開平5-269768
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 発泡樹脂成形金型の合せ面のシール性を向上させて成形品のバリの発生を防止する。【構成】 型締位置において、上型2と下型3との合せ面2bと3bとの間の隙間cに、キャビティAを囲む弾性を有するシート部5とシート部5の内周に設たシール部4と外周に設けた枠部7とからなるシール部材4を介装する。枠部7にシリンダ機構8を連結する。キャビティA内に発泡性樹脂を注入し、上型2と下型3とを型締する。シリンダ機構8の作動ロッド9を伸長させ枠部7を下方へ押し下げてシート部5を引張ると、シール部6が外側に引張られて隙間cに密着し、合せ面2bと3bとをシールする。さらに、キャビティAの発泡圧によりシール部6が隙間cに押付けられるので、合せ面2bと3bとを確実にシールすることができる。そして、成形時の隙間cへの樹脂の侵入をなくしバリの発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
型締位置にある上型と下型との合せ面の隙間に対向させてキャビティ内に周設される弾性体からなるシール部を有するシール部材を前記上型と下型との間に介装させ、前記上下型の外部から前記シール部材を引張って前記シール部を前記隙間に押圧させる引張手段を設けたことを特徴とする発泡樹脂成形金型のシール構造。
IPC (3件):
B29C 39/28 ,  B29C 39/10 ,  B29K105:04

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