特許
J-GLOBAL ID:200903057046174078

エポキシ樹脂系の組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244653
公開番号(公開出願番号):特開平10-182796
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 鋼材の腐食の進行による錆膨張及びこれに伴うコンクリート部におけるクラックの再発を簡易に抑制ないし防止可能とし、また鋼材とコンクリート等とが強固に結合されるようにする。【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物等のクラックを補修するエポキシ樹脂系の組成物を、ビスフェノールA型エポキシ樹脂からなる主剤と、変性脂肪族ポリアミンおよびポリアミドアミンを含有してなるアミン系硬化剤と、添加剤とで構成する。そして、主剤とアミン系硬化剤との割合は、重量比で2〜6:1(好ましくは2.0:0.8〜1.2)または当量比(エポキシ当量と活性水素当量との比)で1.0〜0.8〜1.2、主剤とアミン系硬化剤との合計含有量は80〜95重量%、添加剤の含有量は5〜20重量%とし、添加剤には有機酸とリン酸イオンとアルコール系溶剤とを含有させる。添加剤は、その全量を100重量%とした場合に、10〜50重量%のタンニン酸等の有機酸と、5〜30重量%のリン酸イオンと、20〜80重量%のアルコール系溶剤とからなる。
請求項(抜粋):
鉄鋼-コンクリート系もしくは鉄鋼-モルタル系もしくは鉄鋼-アスファルト系またはこれらの複合系におけるクラック部、接合間隙部または欠損部を補修あるいはシールする際に用いられるエポキシ樹脂系の組成物であって、ビスフェノールA型エポキシ樹脂からなる主剤と、アミン系硬化剤と、添加剤とを有し、主剤とアミン系硬化剤との割合が重量比で2〜6:1であり、主剤とアミン系硬化剤との合計含有量が80〜95重量%であり、添加剤の含有量は5〜20重量%であり、添加剤には、有機酸と、リン酸イオンと、アルコール系溶剤とが含まれていることを特徴とするエポキシ樹脂系の組成物。
IPC (4件):
C08G 59/50 ,  C08L 63/02 ,  C23F 11/00 ,  E04G 23/02
FI (5件):
C08G 59/50 ,  C08L 63/02 ,  C23F 11/00 H ,  C23F 11/00 C ,  E04G 23/02 B

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