特許
J-GLOBAL ID:200903057050738156

コンピュータ断層撮影イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145210
公開番号(公開出願番号):特開平7-136157
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 X線CT画像内のストリークアーチファクトを低減するため各組の投影データに対して適応フィルタリングを行う。【構成】 画像再構成に先立って、投影データ(P)に低域フィルタリングを行なって誤差ベクトル(θ)を作成して、投影データ(P)から誤差ベクトル(θ)を減算する適応フィルタ(60,61,62,64,65,53)を設ける。窓関数発生器60がX線検出器指示値の関数として低域フィルタ(61,64)を制御する。
請求項(抜粋):
コンピュータ断層撮影イメージング装置に於いて、一組のX線走査データ(S)を取得するディジタル取得装置であって、一組のX線走査データ(S)のそれぞれの要素が、イメージング装置の中に配置された撮影対象物(15)を通過して検出されたX線光子の数を表しているディジタル取得装置(24)、一組のX線走査データ(S)を受けるように接続された補正手段であって、撮影対象物を通過したX線の減衰値を表す対応する要素を持つ投影プロフィールを作成する補正手段(51,52)、適応フィルタ、ならびに適応フィルタにより適応フィルタリングされた投影プロフィールから、画像を作成する再構成器(54)を含み、上記適応フィルタが、(a) 一組のX線走査データ(S)を受けるように接続された窓関数発生器であって、各X線走査データ要素の大きさを表す窓関数(W)を作成する窓関数発生器(60)、(b) 投影プロフィール(P)および窓関数(W)を受けるように接続された第1の低域フィルタであって、窓関数(W)で決められた量だけ、各投影プロフィール要素をフィルタリングする第1の低域フィルタ(61)、(c) 第1の低域フィルタによりフィルタリングされた投影プロフィール要素を、対応する投影プロフィール要素から減算することによって、誤差ベクトルを作成する減算手段(62)、および(d) 誤差ベクトルを投影プロフィール(P)と組み合わせることにより、適応フィルタリングされた投影プロフィールを作成する手段(53)を含むことを特徴とするコンピュータ断層撮影イメージング装置。

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