特許

J-GLOBAL ID：200903057055883383

股関節治療用具

発明者： 岡田 礼一
出願人/特許権者： 岡田 礼一
代理人 (1件)： 山本 拓也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-355311
公開番号（公開出願番号）：特開平10-179623
出願日： 1996年12月19日
公開日（公表日）： 1998年07月07日
要約：

【要約】【課題】 股関節の治療時において、開脚度合いが調整でき、脚部に負担がかからず、股関節の治療に好都合な開脚脚部の保持具を提供する。【解決手段】 保持具を、患者の一方の脚が挿入可能な空間が形成された主枠体1と、開脚した他方の脚部を載置可能な副枠体2とにより構成し、副枠体2を主枠体1に対して角度変位可能に装着して主枠体1に対する副枠体2の傾斜度を調整できるようになすとともに、主枠体1および副枠体2に脚部を固定するための締結バンド10および16を配設し、さらに角度変位させた副枠体2の最善な傾斜状態を保持するための固定手段、例えば支持アーム18を設けて股関節の治療に最善な開脚状態を持続できるように構成した。

請求項（抜粋）：

前端開口部を患者の一方の脚部挿入口に形成していると共に内部を該脚部の挿入空間部に形成してなる主枠体と、患者の他方の脚部を載置可能な副枠体とを備え、上記主枠体の脚部挿入口の上端に上記副枠体の前端を上下方向に開閉自在に枢着していると共にこれらの主枠体と副枠体との間に主枠体に対する副枠体の開き角度調整固定手段を配設してあり、さらに、上記主枠体の脚部挿入空間部内に患者の上記一方の脚部を固定する下部締結具が配設され、上記副枠体の脚部載置面には、患者の他方の脚部を固定する上部締結具が配設されていることを特徴とする股関節治療用具。