特許

J-GLOBAL ID：200903057059413101

β-アルミナ繊維の製造方法

発明者： 岩永 勝介 ,  川島 輝夫
出願人/特許権者： 三井鉱山株式会社 ,  三井鉱山マテリアル株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-180574
公開番号（公開出願番号）：特開平9-013231
出願日： 1995年06月26日
公開日（公表日）： 1997年01月14日
要約：

【要約】【目的】 アルカリ金属成分及び/又はアルカリ土類金属成分を5〜40モル%含有し、且つ結晶におけるC軸の格子定数が2.1〜3.5nmのβ-アルミナ繊維を効率良く製造する方法を提供すること。【構成】 水溶性塩基性アルミニウム塩、並びに、水溶性アルカリ金属化合物及び/又は水溶性アルカリ土類金属化合物を水系溶媒中に溶解させた溶液にアルミナ質粉末を添加し、更に紡糸助剤を添加して粘度を調整して得られたスラリ-を紡糸原液を紡糸した後、焼成するβ-アルミナ繊維の製造方法。【効果】 多量のアルカリ金属成分及び/又はアルカリ土類金属成分を含有するβ-アルミナ繊維を、繊維の強度や柔軟性を低下させることなく、容易な方法で効率よく製造することができる。

請求項（抜粋）：

アルカリ金属成分及び/又はアルカリ土類金属成分を5〜40モル%含有し、結晶におけるC軸の格子定数が2.1〜3.5nmであるβ-アルミナの製造方法において、水溶性塩基性アルミニウム塩、並びに、水溶性アルカリ金属化合物及び/又は水溶性アルカリ土類金属化合物を水系溶媒中に溶解させた溶液にアルミナ質粉末を添加し、更に紡糸助剤を添加して粘度を調整して得られたスラリ-を紡糸原液とし、この紡糸原液を紡糸して前駆体繊維とし、その前駆体繊維を1100〜1600°Cの範囲で焼成することを特徴とするβ-アルミナ繊維の製造方法。