特許
J-GLOBAL ID:200903057075687491

データ処理システム及びその補助制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼木 芳之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084050
公開番号(公開出願番号):特開平7-273777
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 一対の信号線に送出されるクロックパルスに同期させながらマスタユニットとターミナルユニット間でデータの伝送を行うデータ処理システムにおいて、システム全体の処理能力を向上させて各ターミナルユニットへの応答性をよくする。【構成】 マスタユニット10から導出された信号幹線11には複数のターミナルユニット及び補助制御装置40が接続されている。かかるマスタユニット10は、CPU15を備えた中央制御装置12及び、クロック発生回路18や信号変換回路21等を備えた伝送制御部13とから構成される。さらに、ターミナルユニットは、アドレス読取手段31及びデータ入出力手段32を備えている。補助制御装置40は、アドレス読取手段41、データ入力手段42、データ出力手段43及びCPU44を備えている。そして、マスタユニット10と各ターミナルユニット及び、補助制御装置40と各ターミナルユニットとの間は伝送制御部13から送出されるクロックパルスに同期してデータ伝送が行われる。
請求項(抜粋):
それぞれ固有アドレスが割り当てられた複数のターミナルユニットを一対の信号線に接続して、中央制御装置に設けた論理演算手段において前記ターミナルユニットに関するデータ処理を行うデータ処理システムであって、前記信号線には前記ターミナルユニットのアドレスデータとして利用されるクロックパルスを送出する伝送制御部が接続されると共に、前記各ターミナルユニットには、前記伝送制御部から送出されるクロックパルスを計数してアドレスデータが自己の固有アドレスに一致するか否かを判断するアドレス読取手段と、自己の固有アドレスに一致したことを条件に前記信号線に対して信号の入出力を行うデータ入出力手段とが設けられ、前記ターミナルユニットと前記中央制御装置との間で各ターミナルユニットを順に巡るようにしてデータ伝送を行うものにおいて、前記信号線には補助制御装置が接続され、その補助制御装置には、前記伝送制御部から送出されるクロックパルスを計数してアドレスデータが所定のアドレスに一致するか否かを判断するアドレス読取手段と、このアドレス読取手段にて所定のアドレスに一致したと判断されたことを条件にそのアドレスに対応する前記ターミナルユニットに関するデータ処理を前記中央制御装置に代わって行う論理演算手段と、この論理演算手段によって処理された結果を前記信号線に送出するデータ出力手段とが備えられていることを特徴とするデータ処理システム。

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