特許
J-GLOBAL ID:200903057078101714

近赤外発螢光団を有する化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-338460
公開番号(公開出願番号):特開2003-176289
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性ポリマー材料の標識化に有用な近赤外螢光性化合物の提供。【解決手段】 熱可塑性ポリマーまたはその混合物を確認するために「標識」するのに有用で、充分な近赤外線吸光度を有し且つ約670 〜2500nmの波長を有する電磁線への暴露時に近赤外線検出器によって検出可能な螢光を与える熱安定性近赤外螢光性化合物を提供する。
請求項(抜粋):
式II,III またはIVの化合物:【化1】〔式中、Pc及びNcは、それぞれ、AlOR5, AlSR5, Si(OR6)2, Si(SR6)2, またはSn(SR6)2(式中、R5 及びR6 は、アリールまたはヘテロアリールである)からなる群から選ばれた種々の有機金属基に共有結合した式IIa及び IIIa【化2】のフタロシアニン及び2,3-ナフタロシアニン部分を表し、Xは、酸素、硫黄、セレン、テルルまたは式N-R10(式中、R10は水素、シクロアルキル、アルキル、アシル、アルキルスルホニル、もしくはアリールであるか、またはR10及びRは一緒になってそれらが結合する窒素原子と共に脂肪族環または芳香環を形成する)から選ばれ;Yはアルキル、ハロゲンまたは水素から選ばれ;Rは未置換または置換アルキル、アシル、アルケニル、アルキニル、C3 〜C8 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキレン【化3】から選ばれるか;あるいは-(X-R)m がアルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、または式-X(C2H4O)z R1、【化4】(式中、R1 は水素または前に定義されたRであり;Zは1〜4の整数である)から選ばれた基であるか;あるいは2個の-(X-R)m 基が一緒になって式【化5】(式中、各X1 は独立して、-O-,-S-または-N-R10から選ばれ、且つAはエチレン;プロピレン;トリメチレン;ならびにC1 〜C4 アルキル、C1〜C4 アルコキシ、アリール及びシクロアルキルで置換されたこのような基;1,2-フェニレン及びC1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 アルコキシまたはハロゲンから選ばれた1〜3個の置換基を含む1,2-フェニレンから選ばれる)の二価置換基を形成でき;R1 及びR2 は、独立して、ポリエステル反応性基であり;R3 及びR4 は、独立して、水素、低級アルキル、アルケニルまたはアリールから選ばれ;nは0〜12の整数であり;n1 は0〜24の整数であり;mは4〜16の整数であり;m1 は0〜24の整数であり;ただし、n+m及びn1 +m1 の合計は、それぞれ、16及び24である〕。
IPC (2件):
C07D487/22 ,  C09K 11/06
FI (2件):
C07D487/22 ,  C09K 11/06
Fターム (2件):
4C050PA13 ,  4C050PA16
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 米国特許第4,540,595号
  • 米国特許第4,541,438 号
  • ドイツ特許出願公開第227520号
全件表示

前のページに戻る