特許
J-GLOBAL ID:200903057080231889

オフセットQPSK復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-229368
公開番号(公開出願番号):特開平8-097874
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】クロック再生、キャリア再生の引き込み時間を増大させることなく、データ再生の誤りをなくし、クロック位相誤差検出およびキャリア位相誤差検出を正確に行い、復調性能を向上させることを可能とする。【構成】入力されたオフセットQPSK変調信号は同相検波回路112および直交検波回路113に分配供給され、その後ディジタル化され、スペクトル整形等の信号処理が施された同相および直交検波信号は、クロック位相誤差検出回路223およびシンボル位相検出回路338でゼロクロッシング方式によりクロック位相誤差成分が抽出される共に、同期判定回路339の同期状態の判定に応じ位相検波のためのシンボル位相の制御が決定され、その後、シンボル位相選択回路237によりIおよびQ信号間の位相調整がなされ、データ再生回路24においてQPSKデータを判定し、復調データを出力するようにしている。
請求項(抜粋):
帯域制限を受けたパルス符号信号である直交検波出力における同相軸検波出力および直交軸検波出力からシンボル位相を制御する手段において、前記同相軸検波出力および前記直交軸検波出力からクロック位相誤差信号、キャリア位相誤差信号および復調シンボルを検出するのに最適な位相を求める手段と、前記最適な位相に従い少なくとも前記クロック位相誤差信号、前記キャリア位相誤差信号および前記復調シンボルを検出するのに必要な検波出力の位相を移相する手段と、前記復調シンボルからキャリア同期を検出する手段と、キャリア同期後に前記最適な位相を求めた結果の内頻度の多い位相を求める手段とを具備し、キャリア非同期時には検波出力位相を最適位相に追随させ、前記頻度の多い位相を求める手段が位相を決定した後は検波出力位相を頻度の多い位相に固定して復調動作を行うことを特徴とするオフセットQPSK復調器。

前のページに戻る