特許
J-GLOBAL ID:200903057082983470

時間領域エイリアシングを効率的に除去する装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-601631
公開番号(公開出願番号):特表2002-538644
出願日: 2000年02月18日
公開日(公表日): 2002年11月12日
要約:
【要約】本発明は、デジタルオーディオの知覚に基づくエンコード圧縮における時間領域エイリアシング除去(TDAC)を行うための修正離散コサイン変換(MDCT)を効率的に実行する装置及び方法を提供する。具体例において、AC-3エンコーダは、MDCTにより、時間領域から周波数領域への必要な変換処理を行う。AC-3仕様書には、MDCT計算のための最適化されていない式が開示されている。本発明の具体例では、MDCT変換回路(230)を用い、実質的に少ない演算リソースで、AC-3の式を直接計算した場合と同様の結果を得ることができる。TDAC処理では、長ブロック及び短ブロックと呼ばれる異なるブロックサイズに対するMDCT計算が必要であるため、本発明の具体例では、複素前乗算処理及び複素後乗算処理により、データサンプルを準備及び処理し、これにより長ブロック変換処理及び短ブロック変換処理の両方を効率的なFFTにより実行することができる。前乗算処理及び後乗算処理は、離散フーリエ変換とともに作用するように周到に構築され、MDCTを直接計算した場合と同様の数値的な結果を得ることができる。
請求項(抜粋):
入力データシーケンスに対する前乗算処理を行い、第1の中間シーケンスを生成する前乗算手段(430)と、 上記第1の中間シーケンスに対する離散フーリエ変換処理を行い、第2の中間シーケンスを生成する離散フーリエ変換手段(440)と、 上記第2の中間シーケンスに対する後乗算処理を行い、出力データシーケンスを生成する後乗算手段(450)とを備える変換回路(230)。
IPC (3件):
H03M 7/30 ,  G10L 11/00 ,  G10L 19/00
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M ,  G10L 9/16
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064AA04 ,  5J064BA16 ,  5J064BB07 ,  5J064BC16 ,  5J064BC25 ,  5J064BC29 ,  5J064BD03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Digital Audio Compression Standard (AC-3), 19951220
審査官引用 (1件)
  • Digital Audio Compression Standard (AC-3), 19951220

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