特許
J-GLOBAL ID:200903057086020804

アナログ式電子時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043056
公開番号(公開出願番号):特開平6-258461
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 針位置検出機構やモード設定機構などの特別な機構を必要とせず、一般的なアナログ式電子時計で使用されているりゅうず、針回し機構とリセット機構を利用して、実際の針位置と針位置計数手段の内容を一致させることで、時刻情報入力手段から入力した時刻情報を指針で表示すること。【構成】 一般的なアナログ式電子時計と同様の操作方法で使用者がりゅうず12を用いて指針101を現在時刻または12時位置などに移動しリセット機構11を解除すると、リセット情報入力手段10が針位置計数手段6を初期化し、また使用者の上記操作の後、時刻情報入力手段9が外部より時刻情報を入力し時刻計数手段8に時刻情報をセットすと、針位置計数手段6と時刻計数手段8の内容を比較する比較手段7の比較結果が一致するまで、駆動波形制御手段5が駆動波形作成手段3へ早送り信号や逆転信号を出力する構成とした。以上の構成により、時刻情報入力手段9が入力した時刻を指針101で表示する。
請求項(抜粋):
基準信号を作成する発振回路(1)と、発振回路(1)の出力する基準信号を入力してより低い周波数の信号を作成する分周回路(2)と、分周回路(2)の出力信号を入力して駆動波形信号を作成する駆動波形作成手段(3)と、駆動波形作成手段(3)の出力信号を入力してモータ(14)に電流を流す駆動手段(4)と、駆動手段(4)により供給された電気エネルギーを運動エネルギーに変換するモータ(14)と、モータ(14)の回転運動を伝達する輪列(15)と、輪列(15)に固定した指針(101)と、指針(101)を回転させるための回転力を針回し機構(13)に伝えるりゅうず(12)と、りゅうず(12)の回転力を輪列(15)に伝える針回し機構(13)と、りゅうず(12)の軸方向の動きに連動して動作するリセット機構(11)と、リセット機構(11)の動作を検出するリセット情報入力手段(10)と、外部から時刻情報を入力する時刻情報入力手段(9)と、時刻情報入力手段(9)の出力する時刻情報を記憶し、所定の時刻を計数する時刻計数手段(8)と、リセット情報入力手段(10)の出力する信号により初期化され、指針(101)の位置を計数する針位置計数手段(6)と、針位置計数手段(6)と時刻計数手段(8)の計数した内容を比較した結果と分周回路(2)の出力する出力信号を入力し、駆動波形作成手段(3)の動作を制御する駆動波形制御手段(5)とを有することを特徴とするアナログ式電子時計。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭57-006071

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