特許

J-GLOBAL ID：200903057087210330

デカール装置

発明者： 工藤 卓
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 有我 軍一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-047397
公開番号（公開出願番号）：特開平5-147793
出願日： 1992年03月05日
公開日（公表日）： 1993年06月15日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、デカール装置に関し、記録紙ロールの径の大小に拘らず、常に良好なデカール効果を得ることができ、また、低コストにでき、さらに、発生する静電気をのぞき、摩擦負荷および引出し負荷を低減でき、さらに、シワが発生するのを防止でき、さらにまた、記録紙ロールの収納容器に付勢部材とコロを設けて、記録紙の引出し負荷を好適に安価に調整し良好なデカール効果を有し、さらにまた、デカール解除手段を設け、待機ぐせを除き、待機後の1枚目も良好な記録紙にでき、さらにまた、ガイド部材を設けて、しごき角度を常に一定にし、さらに、専用の駆動源を不要にできることを目的とする。【構成】 カールした記録紙15を内側に案内して、変形可能な外周部を有する弾性部材22と、前記弾性部材と前記搬送手段との間に設けられ記録紙を反転させるデカール部材24と、を備え、記録紙の引出し負荷が大きくなるとき、前記弾性部材22の外周部の変形が大きくなるようにし、記録紙を反転湾曲させカールを除くように構成する。

請求項（抜粋）：

ロール状に巻かれ紙面の内側に向かってカールした記録紙を引出す搬送手段の記録紙の引出し方向上流側に設けられ、前記記録紙に係合し記録紙の前記カールを除くデカール手段を有するデカール装置において、前記デカール手段は、引出されカールした前記記録紙を内側に案内し、前記記録紙の内面に接して変形可能な外周部を有する弾性部材と、前記弾性部材と前記搬送手段との間に設けられ前記記録紙の外面に接して記録紙を反転させる湾曲面を有するデカール部材と、を備え、記録紙の引出し付加が大きくなるとき、前記弾性部材の外周部の変形が大きくなるようにし、記録紙を反転湾曲させカールを除くことを特徴とするデカール装置。

IPC (4件)：

B65H 23/34 ,  B41J 15/04 ,  B41J 15/16 ,  B65H 16/02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-026653
  
• 特開昭58-106486
  
• 特開平1-261162
  
• 特開昭56-008585