特許
J-GLOBAL ID:200903057093128327
移動局送信電力制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111265
公開番号(公開出願番号):特開平9-284215
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 本発明は伝搬路の特性が良好なとき、送信電力を下げて、消費電力を抑え、また伝搬路の特性が劣化したとき、送信電力を上げることにより、通話品質を保ち、これによって常時、最適な送信電力で通話を継続させる。【解決手段】 基地局側から送信された電波fDで指定された送信電力指定値“S”と、TA値とに基づいて、現在の最適送信電力値“B”を決定した後、基地局側から送信された電波fDを受信して得られる受信誤り率推定値の値と、受信電界レベル値の値とに基づき、伝搬路の伝搬特性が悪化しているかどうかをチェックし、このチェック内容に応じて、前記送信電力指定値“S”の送信電力値範囲の上限値“S+2dB”、下限値“S-4dB”の範囲内で、送信処理部8から出力される送信信号の送信電力を“1dB”単位で、調整する。
請求項(抜粋):
時分割多元接続方式を使用したPDC方式で複数の移動局と、基地局とを接続して、移動局、基地局間で通信を行なう移動体通信システムにおいて、移動局側で、基地局側からの電波を受信して得られる受信電界レベル測定値、受信誤り率推定値の少なくともいずれか一方に基づき、移動局と基地局との間の伝搬路特性の良否を判定し、この判定結果に基づき基地局側からの電波を受信して得られる送信電力指定値“S”をPDC規格の範囲内で補正して、移動局から送信される電波の送信電力値を調整することを特徴とする移動局送信電力制御装置。
前のページに戻る