特許
J-GLOBAL ID:200903057093355854

二重管掘削ビットおよびその排出制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287659
公開番号(公開出願番号):特開平11-107665
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、ビットの先端及び外壁側で発生するスライムを確実に回収し、かつ外壁側で上方向へ掘削流体が回り込まないようにすることにある。【解決手段】 二重管掘削ビットは、インナロッドとアウタロッドが二重管となっており先端にそれぞれインナビットとアウタビットを備え、掘削時に先端面または外壁面側に発生したスライムを掘削流体と共に排出させるもので、アウタビットの先端面に径方向に対し内側から外側に向かってビットの回転方向に傾斜する先端溝を設け、外壁面に上記先端溝と連通し、軸線に対して先端から上方へ向かってビットの回転方向に傾斜した構造からなっている。
請求項(抜粋):
二重管の先端にそれぞれインナビットとアウタビットを備え、内管の略中央には軸線に沿って中央流路が形成され、インナビットには上記中央流路と連通して掘削流体を出入可能な先端流路が形成され、外管と内管、アウタビットとインナビットの間には隙間が形成されて一連の環状流路が形成されており、該アウタビットの先端面と外壁面にそれぞれ溝が形成されて、掘削時に先端面または外壁面側に発生したスライムを掘削流体と共に排出させる二重管掘削ビットにおいて、アウタビットの外壁面に溝が形成されており、該溝が先端面に形成される先端溝と連通し、軸線に対して先端から上方へ向かってビットの回転方向に傾斜してなることを特徴とした二重管掘削ビット。

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