特許
J-GLOBAL ID:200903057104333670

音声合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香山 秀幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073398
公開番号(公開出願番号):特開2000-267688
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、処理負荷の軽減化および圧縮歪の低減化が図れる音声合成方式を提供することを目的とする。【解決手段】 音声合成時には、与えられた音声単位系列の音声単位毎に、音声単位に対応した代表波形、誤差修正用波形および適応時間範囲を記憶装置から読み出し、第1番目の誤差修正用波形に対応する適応時間範囲においては、与えられた音声単位系列の音声単位における当該適応時間範囲内のピッチ周期に同期した波形列を、代表波形からその波形までの時間に応じた係数を誤差修正用波形に乗じた波形と、代表波形とを合成することにより生成する。
請求項(抜粋):
原音声の各音声単位の音声波形を記憶装置に記憶しておき、与えられた音声単位系列に対応する音声波形を記憶装置から読み出して連続音声を合成する方法において、記憶装置には、原音声の音声単位内の音声波形からピッチ周期に対応して得られた複数の波形のうちから選択された少なくとも1つの代表波形と、代表波形と代表波形以降の波形との誤差を修正するための少なくとも1つの誤差修正用波形と、誤差修正用波形を適応させる範囲を表す適応時間範囲とを音声単位毎に記憶しておき、音声合成時には、与えられた音声単位系列の音声単位毎に、音声単位に対応した代表波形、誤差修正用波形および適応時間範囲を記憶装置から読み出し、第1番目の誤差修正用波形に対応する適応時間範囲においては、与えられた音声単位系列の音声単位における当該適応時間範囲内のピッチ周期に同期した波形列を、代表波形からその波形までの時間に応じた係数を誤差修正用波形に乗じた波形と、代表波形とを合成することにより生成し、1つの代表波形に対して2番目以降の誤差修正用波形が存在する場合は、第2番目以降の誤差修正用波形に対応する適応時間範囲においては、その1つ前の適応時間範囲の最後に生成された合成波形を当該適応時間範囲に対する代表波形とし、与えられた音声単位系列の音声単位における当該適応時間範囲内のピッチ周期に同期した波形列を、当該適応時間範囲に対する代表波形からその波形までの時間に応じた係数を当該適応時間範囲に対する誤差修正用波形に乗じた波形と、当該適応時間範囲に対する代表波形とを合成することにより生成し、このようにして得られた各音声単位の音声波形を接続することによって音声を合成することを特徴とする音声合成方法。
IPC (2件):
G10L 13/04 ,  G10L 13/08
FI (3件):
G10L 5/02 J ,  G10L 3/00 H ,  G10L 5/02 G
Fターム (1件):
5D045AA07
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第2709198号
  • 特開昭62-205398
  • 特開昭56-168700
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