特許
J-GLOBAL ID:200903057108777572

適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045145
公開番号(公開出願番号):特開平6-260971
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】小規模なハードウェアで同定システムを実現すると共に、収束時間の短縮と残留誤差の減少とを達成する。【構成】並列された複数の適応フィルタ9001 〜〜900K は、一つの固定遅延と応答波形部から成るインパルス応答を有する未知システムを同定でき、カウンタ制御信号および応答波形部情報を交換する。フィルタ900j は900j+1 へ、カウンタ制御信号として波形応答部推定が終了したかどうかを伝達し、フィルタ900j+1 は、供給されたカウンタ制御信号によって、適応動作を開始するタイミングを決定する。また、フィルタ900K は900K-1 から、応答波形部の位置に関する情報を供給され、フィルタ900K-1 の応答波形部の位置も後方に自己の応答波形部が配置されるように制御する。
請求項(抜粋):
適応フィルタの全タップのうちの一部分を積和演算に使用する有効タップとしてその番号を記憶し、前記積和演算の係数乗算を前記有効タップにだけ施し、前記積和演算に使用しないタップを無効タップとしてその番号を待ち行列に記憶し、前記有効タップの番号に対応する係数を予め定められた回数だけ修正する度に、その有効タップのうち、対応する係数の絶対値が最小であるタップを無効タップとしてその番号を前記待ち行列の最後尾に記憶させ、前記待ち行列の先頭にある無効のタップ番号を取り出して新たに有効タップの番号とするようにしてタップ位置を適応制御する適応フィルタを複数個用い、各前記適応フィルタに少くとも一つ又の応答波形部を同定させることにより複数の応答波形部と固定遅延とから成るインパルス応答を有する未知システムを同定することを特徴とする適応フィルタによる未知システム同定の方法。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  G10K 15/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-073724
  • 特開平4-234212
  • 特表昭58-501104

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